知念侑李、原作者のサプライズメッセージに涙 「人前では泣かないと決めているタイプの人間なので…」

2018年3月19日 / 20:07

涙を拭う知念侑李

 映画『坂道のアポロン』の公開御礼イベントが19日、東京都内で行われ、出演者の知念侑李、中川大志、小松菜奈、三木孝浩監督が登壇した。

 本作は、小玉ユキ氏のコミックを原作にした青春ドラマ。転校してきた孤独な青年の西見薫(知念)が、レコード屋の娘・迎律子(小松)や不良の川渕千太郎(中川)と出会ったことで運命を変える体験をするさまを描く。

 公開後、それぞれの耳に反響が届いているそうで、知念は「山田涼介が見にいってくれてびっくりしました。電話がきたと思ったら10分ぐらいずっと映画の感想を言ってくれて、こんなに電話をしたのは久しぶりでした。翌日現場で会うのに、これだけ涼介の心に届いたのはうれしかったです」と語り、笑顔を浮かべた。

 自身の出演作を初めて劇場で見たという中川は「先日、知念くんとここ六本木で見ました。文化祭のセッションのシーンで席が揺れていて、その列のお客さんの誰かがノッてくださっていたのかなと。実際のお客さんと見るのは初めてだったので、それを感じられて幸せでした」とうれしそうに報告した。

 母親が見にいったという小松も「すごく良かったと言ってくれました。あまりそういうのは聞かないけど、珍しくお母さんが泣いたと言ってくれて」と喜びを報告した。

 舞台あいさつの後半では、原作者の小玉氏からの手紙が読み上げられるサプライズも。一人一人へ感謝や絶賛の言葉を丁寧につづった内容に、聞いていた知念と小松の目には涙が浮かんだ。

 感想を求めらた知念は「恥ずかしい」と客席に背を向けて涙を拭い、「ちゃんと『僕で良かった』と言ってくれて、本当に良かったと、ほっとしました。人前では泣かないと決めているタイプの人間なので…」と照れくさそうな表情を浮かべた。

(左から)三木孝浩監督、中川大志、知念侑李、小松菜奈


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