田中麗奈「手作りのギョウザが本当にうれしかった」 中国で受けた“おもてなし”のエピソードを披露

2018年3月3日 / 16:13

(左から)藤井美菜、田中麗奈、余貴美子、ジェイ・チャン監督

 映画『おもてなし』の初日舞台あいさつが3日、東京都内で行われ、出演者の田中麗奈、余貴美子、藤井美菜、ジェイ・チャン監督が出席した。

 本作は、田中とワン・ポーチエがW主演を務める日台合作映画。琵琶湖畔にある老舗旅館の再生を目指す人々の“おもてなし”の心を描く。

 田中は、観客の前に登場すると「今日はひな祭りですね、良い日に初日を迎えられてうれしく思います」と笑顔で話した。

 本作の完成版を見た感想については、「登場人物一人一人の人生のアルバムをめくっているような作品だと感じました。再現シーンは一切ないのに、その人の人生が残像のように見えてしまうので、すごいなと思います。日本をすごく客観的に見た、独特な映画になっていると思います」と熱く語った。

 作品のテーマにちなみ、「今までで印象深かった“おもてなし”は?」と質問されると、田中は「私はドラマの撮影で中国に長期滞在していたことがあったんですけど、休みの日に(現地の)製作の女性の方がおうちに招待してくださって、家族で作ってくれた手作りのギョウザを食べたら本当においしくて、うれしかったです。ギョウザとかカニとか、中国の食事を出していただいて楽しみました」とエピソードを披露した。

 最後に、田中は本作について「日々のささいな幸せを抱きしめたくなるような作品になっていると思います。ぜひ多くの方に見ていただきたいです」とアピールした。


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