小泉今日子、主演ドラマの魅力をPR 「おばちゃん世代がワチャワチャ…」

2017年10月11日 / 17:54

(左から)坂井真紀、夏帆、満島ひかり、小泉今日子、菅野美穂、伊勢谷友介、森下愛子

 TBS火曜ドラマ「監獄のお姫さま」の記者取材会が11日、神奈川県横浜市で行われ、出演者の小泉今日子、満島ひかり、伊勢谷友介、夏帆、坂井真紀、森下愛子、菅野美穂が出席した。

 宮藤官九郎が脚本を手掛ける本作は、女子刑務所の中という過酷な状況でたくましく生きる女たちの群像劇。物語は、出所した5人の女がある共通の目的の下、大企業のイケメン社長・板橋吾郎(伊勢谷)を誘拐するところから始まる。

 主演の小泉が演じるのは、不貞を働いた夫を刺し殺人未遂罪で服役していた馬場カヨ役。小泉は「今まであまりなかったようなドラマ。刑務所で出会った女たちが、仲間を1人助けるために娑婆に出て、力を合わせて頑張るのがテーマ。その集まった女たちが割とおばちゃんと呼ばれる世代で、完璧じゃない。ワチャワチャしたり失敗したり…。でも絆だけは深くて一生懸命(仲間を)守ろうとするところが見どころです」とアピールした。

 宮藤作品に何度も出演してきた小泉は、その魅力について「いつも笑いながら読み、続きが待ち遠しくなる台本。でも、いざ撮影をして完成したものを見ると、すごく温かさとか悲しみとかが浮き出てくるようなところが魅力ですね」と語った。

 また、違法薬物の不法所持で服役する元極道の妻を演じる森下は、撮影での苦労を問われると「私のような年齢になると、ノーメーク風でこの衣装を着ると囚人になる。なので全然苦労する点はありません。むしろ歌や変な踊りをしなきゃいけないので、そっちに苦労しています」と苦笑い。役柄について「(刑務所には)組長の代わりに入っているので、私は全然いい人なんです」とちゃっかり“潔白”を主張し、笑いを誘った。

 一方、5人をまとめるスパルタ刑務官こと「先生」役の満島は「先輩方にひどい言葉をたくさん吐く。なんで宮藤さんは、こんなにキツイ言葉を言わせたがるんだろうって。やっている方もちょっと胸が痛くなります」とポツリ。初回放送で満島から暴言を吐かれるシーンがある伊勢谷は「(撮影前の満島さんは)『“黙れクズ”と言うのが楽しみ!』とおっしゃっていたので、今の話を聞くと、女性は怖いな…って思います」と女性の二面性に怯えていた。

 ドラマはTBS系で17日午後10時から毎週火曜日に放送。


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