渡部陽一、ひげはゲバラの影響 「将来の夢は学校カメラマンへの転向」

2017年9月26日 / 20:43

 映画『エルネスト』公開直前イベントが26日、東京都内で行われ、スペシャルゲストとして戦場カメラマンの渡部陽一氏と吉木りさが出席した。

 本作は、今年没後50年を迎えたキューバ革命の英雄エルネスト・チェ・ゲバラの同志であり、英雄の意思を継いで祖国ボリビアでの徹底抗戦に身を投じた日系2世の若き戦士フレディ前村ウルタード(オダギリジョー)の知られざる生涯を描く。

 映画の舞台となるキューバをはじめ、これまでに130カ国以上の戦争や紛争地帯を取材してきた渡部氏。キューバのハバナを訪れた際には、ゲバラと直接話したことのある人物から「穏やかで意外とゆっくり言葉を紡いでいた」と、生前のゲバラの様子を伝え聞いたことで「イメージのゲバラと、現地で人と触れ合っているゲバラとでは大きな温度差を強く感じた」という。

 吉木から「帽子とひげと…。帽子に星がついていたら完璧」とゲバラとの共通点を挙げられると、各国でスムーズな取材を行うために生やしたというひげについて渡部氏は「どんなひげがすてきなんだろうと思った時に浮かんだのがチェ・ゲバラという存在。20代の駆け出しカメラマンの時、ゲバラのひげに引きつけられました」と影響を受けたことを明かした。

 もみあげからつながったゲバラのひげは「憧れなんです。日本人のひげの広がりがどこまでつながっていくのか。年を重ねても伸ばしていきたい」と目標を掲げて笑いを誘った。

 また、もう一つの夢として「世界中から戦争や紛争、衝突が全てなくなって、戦場カメラマンもいらなくなったら、“学校カメラマン”になるのが夢。今まで捉えてきた子どもたちの表情を、学校カメラマンとして撮っていきたい」と希望を語った。

 映画は10月6日からTOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー。


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