映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の大ヒット祈願イベントが1日、東京都内の大本山護国寺で行われ、主演の山崎賢人が出席した。
この日は、ご宝前に設けられた護摩壇中央にある炉の中に、さまざまな供物と煩悩を象徴する“護摩木”を入れ、燃やすことで所願成就を祈る護摩祈願が実施された。
護摩祈願で煙を全身にまとう山崎の姿が、劇中で演じた形ある超能力“スタンド”を使う主人公・仗助のようだとして、同所での大ヒット祈願となった。
山崎は「原作の『ジョジョ』は今年30周年。スタッフによって10年前からずっと映画化が考えられていて、自分はその思いも背負ってやらせてもらいました」と作品にかける意気込みを語り、約320年前に建てられた重要文化財でのイベントには「このような歴史あるところでイベントができてうれしく思います」と喜んだ。
タイトルにちなみ、今年“冒険”したいことを問われると「護摩祈願が冒険というか、自分にとってもなかなか出来ない経験だった。身が引き締まる思いとともに、リーゼントの皆さんと一緒に受けられたことは仗助としてもリーゼント愛が感じられました」と、共に参加したリーゼント頭に学ラン姿の面々に感謝した。
また、個人的には「世界中の皆が幸せになれますようにと、ラブ・アンド・ピースを願いました」と明かした。
今回が公開前の最後のイベント。山崎は「自分の中でかなり大きくいろいろなものが変化し、成長した作品」と自信たっぷりに語り、「男女問わず楽しめる作品だと思う。アート的でファッション的な要素もあって、シッチェスの町を含めて全体的にジョジョの世界観を楽しんでもらえると思います」と語った。
映画は8月4日から全国ロードショー。