門脇麦「長谷川博己さんを“尾行”するのは楽しかった」 リリー・フランキーは長谷川のアルバイト時代を明かす

2016年6月14日 / 19:59

大学院生を演じた門脇麦

 映画『二重生活』の完成披露試写会が14日、東京都内で行われ、出演者の門脇麦、長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキー、岸善幸監督が出席した。

 小池真理子氏の同名小説を映画化した本作は、大学院の哲学科に通う珠(門脇)が修士論文の題材として“哲学的尾行”を実践することになり、次第に尾行による高揚感と胸騒ぎに溺れていく様子をスリリングに描く心理エンターテインメント。

 劇中で尾行を実践した門脇は「楽しかったです」と晴れやかな笑顔を浮かべた。クランクインから2日間は恋人役の菅田とのシーンで「悶々とした日々で不安もあった」と振り返り、「尾行のシーンは見ているだけで私が特に頑張ることはなかったので楽しかった。長谷川さんと女性がいざこざを起こしているシーンは面白くて面白くて」と笑わせた。

 一方、尾行対象の編集者・石坂を演じた長谷川は「役とはいえ、ずっと尾行されてすごく嫌な気持ちでした」と苦笑しつつ、「尾行されているという気持ちは消さないと芝居ができないのですが、それでもなんとなく嫌なものを感じました。のぞきたいけどそういうものはちょっと隠しておこうという気持ちを満たしてくれる作品になっていると思います」とアピールした。

 また、タイトルにちなんだ共演者の意外な一面について、リリーが「長谷川くんは大学生の時に出版社でアルバイトをしていて、僕の現場に原稿を取りに来ていた。長谷川くんに尾行されていたわけです」と明かした。

 長谷川も「20年前ですね。(玄関を)ピンポンしても居留守を使われるときもありました」と当時を懐かしみ、リリーは「その時は卒業したら映画監督になりたいと言っていたんですけどね」としみじみ語った。

 映画は6月25日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

(左から)小池真理子氏、岸善幸監督、菅田将暉、門脇麦、長谷川博己、リリー・フランキー

(左から)小池真理子氏、岸善幸監督、菅田将暉、門脇麦、長谷川博己、リリー・フランキー


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」最終回 連続不審死事件の犯人が明らかに 「週刊誌の印象が変わった」「『週刊千石』の面々に会えないのは寂しい」

ドラマ2025年12月24日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」最終話で“衝撃の事実”が判明 「タイトルをくつがえす展開」「沙織が最後まで強くてMVP」

ドラマ2025年12月24日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「樹(草なぎ剛)の優しさが全部包んでいった」「陸くんのその後が気になった」

ドラマ2025年12月23日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話(最終話)が、22日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社 … 続きを読む

天海祐希が「劇場版キントリ」出演の2人に生取り調べ! 佐々木蔵之介「天海さんはいつも頼もしい」石丸幹二「撮影が終わったとき、発熱」『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベント

映画2025年12月23日

 12月22日、東京都内の六本木ヒルズアリーナで、12月26日から公開となる『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベントが行われ、出演者の天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向 … 続きを読む

2026年ボートレース新CM発表会 マチダ教官役の町田啓太「ボートレースに関わる全ての方々が、本当に高い熱量を持って取り組まれていることを肌で感じています」

2025年12月22日

 2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。  一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む

Willfriends

page top