初監督の水谷豊「俳優としては駄目ですか」 北乃きい「ダンスで涙が出たのは生まれて初めて」

2017年6月17日 / 14:56

 映画『TAP ―THE LAST SHOW―』の初日舞台あいさつが17日、東京都内で行われ、監督、主演の水谷豊、出演者の北乃きい、六平直政、岸部一徳、前田美波里ほかが登場した。

 本作は、水谷が初の映画監督として、40年越しの思いをかなえた作品で、タップダンスをテーマに、ショービジネス界の光と影を描く。

 水谷は「よく映画関係者が、公開初日はわが子を旅に出すような気持ちになると言いますが、今そういう気持ちになっているところです。ただ、わが子は反抗期がなかったものですから、よもや旅に出て反抗期を迎えないだろうかと心配にはなりますが、どのような旅になろうと、わが子を見てくださった皆さんには感謝いたします」と語った。

 本作の構想については「ある時、ブロードウェーで見たダンスのショーで、涙が止まらなくなって別世界に連れて行かれたことがあるんです。タップダンスの映画の中のショーで、その時の感動した世界へ、見ている方を連れて行くことができたらとずっと思ってました」と長年の熱い思いを明かした。

 タップダンサーの恋人を支える役を演じた北乃は、タップダンスの魅力について「ダンスで涙が出たのは生まれて始めてで、タップダンスは本当に情熱的ですごいなと思いました。現場がない日も見に行きたくなるぐらい素晴らしかったです」と話した。

 水谷とは長い付き合いの岸部は、水谷の監督ぶりについて聞かれると「新人監督という感じはなくてベテランの感じでした。(撮影中は)誰もやっていないことをやってみようという気迫が感じられて、すごいものが生まれたなと思いました。だから、やっぱり監督の方がいいかなと…」と語ると、水谷は「そんなに俳優としては駄目ですか」と返して、笑いを誘った。

 また、本作が水谷の“40年間追い続けた夢”であることにちなみ、北乃と前田から“夢がかなう”という花言葉を持つ青いバラの花束が、水谷にプレゼントされた。

(前列左から)HIDEBOH、六平直政、岸部一徳、水谷豊、北乃きい、前田美波里、 後列はタップダンサーの面々


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