野村萬斎、東京五輪前に日本の力をアピール 佐藤浩市、茶道所作は「吹き替えでもよかったんじゃ…」

2017年5月29日 / 15:48

(左から)篠原哲雄監督、和田正人、吉田栄作、中井貴一、野村萬斎、佐藤浩市、佐々木蔵之介、山内圭哉、森川葵

 映画『花戦さ』の公開直前舞台あいさつが29日、東京都内で行われ、出演者の野村萬斎、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、山内圭哉、和田正人、森川葵、吉田栄作と篠原哲雄監督が出席した。

 本作は、暴君と化した豊臣秀吉(市川猿之助)の圧政から町衆を守るため、花僧・初代池坊専好(萬斎)が、刀ではなく花を手に、一世一代の大勝負に挑む姿を描く。

 萬斎は「髪が伸びました。この(撮影の)時はちゃんと刈っていたんですけど。少年のような役をやらせていただきました」と語り、京都で行われた撮影では「方言は初めてで、話すのが大変でした。現場ではネイティブな方もエセっぽい方も、皆さん京都弁に慣れようってことで、皆で京都弁でお話ししているのが新鮮でした」と振り返った。

 専好の友人でもある千利休を演じた佐藤は「ギラギラじゃない佐藤浩市が見られます。お楽しみください」とアピールして笑わせ、劇中で披露している茶道の所作については「何回か習いに行かせてもらって、見ている方が違和感を感じないようにできるだけ滑らかにと意識してやっていました。監督は手しか撮ってくれないので、吹き替えでもよかったんじゃないかと。でも自分でやっているので」と明かした。

 最後に萬斎は「日本の文化がたくさん詰まっています。日本の教科書のスタンダードになるのではないかというぐらい文化の香りに満ちている。対話するための一つのきっかけにお茶やお花、文化芸術があるとまさしく確信するものです。(東京)五輪を前にまた日本の力というものを感じていただければ」と呼び掛けた。

 映画は6月3日から全国ロードショー。


芸能ニュースNEWS

「愛の、がっこう。」“愛実”木村文乃が漢字を教えるシーンに反響 ラウールは「ホスト役がハマり過ぎ」「当たり役」

ドラマ2025年7月11日

 木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第1話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む

吸血鬼×ピュアボーイのBL(ブラッディ・ラブ)コメディー Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」を9月に上演

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今年、TVアニメ化や映画化もされた話題の漫画『ババンババンバンバンパイア』が、今度は舞台化決定。Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」が、9月20日(土)~9月25日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールCで上演さ … 続きを読む

今秋上演するReading Musical「BEASTARS」episode 1のビジュアルを発表&原作・板垣巴留からのメッセージが到着

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今秋9月~10月にかけて東京と大阪で上演するメインビジュアルと全キャラクターのビジュアルが発表された。  板垣巴留原作の『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞 2018」第1位にはじまり、 主要 … 続きを読む

「ちはやふる-めぐり-」「めぐる(當真あみ)のこれからの成長が楽しみ」「千早(広瀬すず)や奏(上白石萌音)が顧問として登場するのが胸アツ」

ドラマ2025年7月10日

 「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系)の第1話が、9日に放送された。  本作は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀氏と共に紡ぐオリジナルストーリー。競技かるたに青春を懸ける高校生たちの姿を熱く描く。(*以下、ネタバレ … 続きを読む

磯村勇斗、稲垣吾郎の初日の撮影シーンに感嘆 「僕の中でより大スターになりました」

ドラマ2025年7月9日

 ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」の制作発表会見が9日、東京都内で行われ、出演者の磯村勇斗、堀田真由が登場した。  本作は、独特の感性を持つがゆえに人生にも仕事にも臆病だった弁護士(磯村)が、少子化による共学化で揺れる私立高校に「 … 続きを読む

Willfriends

page top