亀梨和也「グループ活動を潤すことが使命」 「普段、ジャニーズ感が強めに生きている」

2017年5月27日 / 17:43

(左から)吉田大八監督、橋本愛、リリー・フランキー、中嶋朋子、佐々木蔵之介

 映画『美しい星』の公開記念舞台あいさつが27日、東京都内で行われ、出演者のリリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛ほかが登場した。

 本作は、三島由紀夫のSF小説が原作。ある日突然、宇宙人として覚醒し、“美しい星・地球”を救う使命を託された大杉一家の物語。

 亀梨は本作について「三島さんの作品で、監督が作り上げる世界観に参加させていただけたことは貴重な経験でしたし、たくさんの方にこの『美しい星』の世界観を共有していただいて、楽しんでいただけたらいいなと思います」とアピールした。

 メッセンジャーのアルバイトをしているフリーターから水星人に覚醒する、大杉家の息子を演じた亀梨。役づくりについては「メッセンジャーだったので、日焼けしているんじゃないかなってことで。僕は日に当たるタイミングが少なくて(肌が)白系なんですけど、ちょっと黒めに(メークを)塗ってみたり、ビジュアルもメークさんや監督と細かく話しながら演じさせていただきました」とエピソードを披露した。

 また“使命”を得てから生き生きする役柄を演じたことにちなみ、「自分自身が使命を感じられることは?」と聞かれると、「一つはお仕事だと思うんですけど、自分はグループ活動をさせてもらっているので、やっぱりそこをちゃんと潤すことが自分の使命だと感じています」と答えた。

 「役者としての野心は?」との質問には、「こういう役をやりたいっていうのを一番に掲げているというよりは、今回も監督から声を掛けていただいて、参加させていただきましたし、まだ巡り合わせの中で自分がどういったもので返せるかという段階というか。与えていただいたものに対して、しっかりと向き合える自分でいたいなと思います」と話した。

 本作での演技について「今まで見たことのない亀梨さんでしたね」と振られると、「普段、ジャニーズ感が強めに生きてるんで、お芝居とか作品によって、そういうところを自由自在に出したり消したりはできるようになりたいなと。そういう意味では今回は監督の導きのもと、やらせていただきました」と演技に対する手応えを語った。


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