亀梨和也「自分は昭和寄りタイプの男」  明大文学部の授業にサプライズ登場

2017年5月25日 / 10:14

亀梨和也を「男らしい」と評したリリー・フランキー

 KAT-TUNの亀梨和也が24日、明治大学駿河台キャンパスで行われた映画『美しい星』の特別授業に、主演のリリー・フランキー、吉田大八監督と共にサプライズ登場。約150人の学生に歓声で迎えられた亀梨は「緊張しますね。僕は大学の授業を受けたことがないのですが、こんな感じなんですかね…」と興味深そうに教室を見渡した。

 一方のリリーは、興奮気味の学生たちを前にして「いや、良かった。打ち合わせ通り。亀梨くんがいなかったらサプライズとして弱過ぎたからね!」としてやったりの表情。「きょうは皆さんの大事な授業をお借りして、だまして(映画の)宣伝に使わせていただきます」と冗談交じりにあいさつし、会場を盛り上げた。

 本作は、小説家・三島由紀夫が1962年に発表した異色のSF小説『美しい星』を、吉田監督が舞台を現代に移して映画化。ある日、自分たちが「宇宙人」であると覚醒した家族の姿を通して、いまを生きる「人間」を鮮やかに描き出す。この日は、亀梨ら3人が同大文学部の伊藤氏貴准教授(文芸メディア専攻)の講義に参加する形で、学生たちとの交流を楽しんだ。

 ある女子学生からは「この映画といま出ているドラマ(『ボク、運命の人です。』)では、不器用だけど野心家という共通点があります。実際の亀梨さんも野心家なんですか?」という質問も。

 亀梨は「それ(野心)を一番トップに掲げてやっているわけではない」と前置きしつつも「自分は子どものころ家庭があまり裕福でなくて、当時野球をやらせてもらっていたけれどその時から『プロ野球選手になって大きいおうちを建てたい』とか(思っていたし)、やっぱりこの芸能界に入ってからも、最初は何百人いる中で一番バックにいて、シンプルに一番前で歌っている人を見て『ああいう衣装着たいな』『あのマイクを持ちたいな』といった感情の中でお仕事をさせてもらっていた」と述懐した。

 続けて「いまでも『こういう監督とお仕事できたらいいな』という思いはあるし、『絶対こうなってやる!』というわけではないけれど、どういう自分でありたいかは常に頭の中にある」と明かした亀梨は、「どちらかというと自分は昭和寄りタイプの男だと思う」と自己分析。「いい車に乗りたい、かわいい恋人がほしい、いい時計が欲しいといった気持ちがイマドキの子は崩れてきていると言われているけど、僕はわりかし濃いほうかもしれない」と話した。

 隣で聞いていたリリーが「亀梨くんは野心家というよりも男らしい。男としてたくましい人なんだと思う」と付け加えると、亀梨も「難しいですね。がっついているわけではないし、何が何でも他人を蹴落としてというわけではないので…」と苦笑い。

 リリーは「亀梨君がよしんば野心を持っているとしても、実力のある人が持つ野心というのは当たり前のこと」とフォローを入れる一方、「実力のない人が持つ野心は射幸心といって“まぐれ当たり”を期待するもの。俺は常に射幸心だね。常に資産家のジジイがうずくまっていないか、下ばっかり見て歩いている」と自分をおとしめて、笑わせた。

吉田大八監督(左)とリリー・フランキー

吉田大八監督(左)とリリー・フランキー

 映画は5月26日から全国ロードショー。


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