星野源、マルチな活動で伊丹十三から啓示 「うれし過ぎて今日はあまり寝られない」

2017年4月17日 / 20:17

 故伊丹十三が才能を発揮した分野において、優秀な実績を上げた者に贈られる「第9回伊丹十三賞」贈呈式が17日、東京都内で行われ、受賞者の星野源が出席した。

 星野は「音楽、エッセイ、演技のジャンルを横断し、どこか息の詰まる時代に、エンターテイナーとして驚くような風穴をあけてしまった星野的表現世界に。」を理由に受賞した。

 小さいころからテレビや映画で伊丹作品に触れてきたという星野は、20代半ばごろの「大人になってしっかり触れる伊丹さんの映画体験」をへて、改めて「なんて面白いんだと痛感して、そこから僕の伊丹さんブームが訪れた」とエッセイや映画作品を見直したという。

 星野は「中学1年の時から演劇と音楽を始めて、高校3年生ぐらいに文章を書ける人間になりたいと、それぞれ勝手に活動を始めていった」と振り返り、「取材の現場に行くと『音楽の人でしょう』と言われ、うんうん、間違っていない。音楽の現場に行くと『芝居の人でしょう』と言われて、どの現場に行ってもあぶれてしまう感覚。自分の居場所がないなとずっと思っていました」と葛藤があったことを明かした。

 その後「伊丹さんが遠くに灯台のように、サーチライトのように明かりを照らしてくださっていて。だんだんと伊丹さんの活動を見ていて、『君は君の場所を作れよ』と、そう言われているような感覚がありました」と啓示を受け、「とにかく好きなことをしよう、一人前になりたいという気持ちでどの仕事もやっていたら、こんな素晴らしい賞を頂くことができました。伊丹さんに『それが君の場所だよ』と言われているような気がしてすごくうれしかったです」と喜びを語った。

 最後に星野は「うれし過ぎて今日はあまり寝られないと思います」とはにかみ、伊丹十三記念館の宮本信子館長は「大きな大きな才能をお持ちの星野さん。今度記念館にいらしてデートしましょうねと約束したの。いつか分かりませんけど近いうちに」と笑わせた。

伊丹十三記念館の宮本信子館長(左)と星野源

伊丹十三記念館の宮本信子館長(左)と星野源


芸能ニュースNEWS

日曜劇場「VIVANT」「堺雅人の怪演が頭から離れない」「視聴者のほとんどが驚いて野崎さん(阿部寛)と同じ顔をしたはず」

ドラマ2026年8月31日

 「VIVANT」(TBS系)の第16話が30日に放送された。  本作は、2023年夏、日本中を熱狂させたドラマの続編。乃木憂助(堺雅人)の冒険には、まだ続きがあった。前作のラストシーンから直結する物語。“世界を巻き込む大きな渦”が、ついに … 続きを読む

「一次元の挿し木」“チャポン男”吉原光夫の狙いが判明 次回最終回は「“悠”山田涼介と“紫陽”堀田真由は再会できるのかな」

ドラマ2026年8月31日

 山田涼介が主演するドラマ「一次元の挿し木」(読売テレビ・日本テレビ系)の第9話が、30日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、松下龍之介氏の同名小説が原作。ヒマラヤ山中で発掘された200年前の人骨が、失踪した妹のDNAと … 続きを読む

「ラストノート」“澄晴の父”佐々木蔵之介のラストシーンに心配の声 「澄晴パパは何の病気?」「澄晴パパで泣くとは」

ドラマ2026年8月28日

 内田有紀と寺西拓人がダブル主演するドラマ「ラストノート」(フジテレビ系)の第8話が、27日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、環境も積み重ねてきた人生も全く違う、交わるはずのなかった歳の差の男女が引かれ合い、人生で最も … 続きを読む

『男はつらいよ』ファン感謝祭 山田洋次監督「令和の時代に寅さんが売るとしたら『AIの利用の仕方』というインチキな本じゃないかな」

イベント2026年8月28日

 映画『男はつらいよ』シリーズのファン感謝祭イベントが27日、東京都内のMOVIX亀有で開催され、同シリーズの山田洋次監督、寅さんの大ファンを自認する劇団ひとり、三平役として出演した北山雅康が登壇した。  ファン感謝祭は、1969年8月27 … 続きを読む

「今夜もシリアルキラーと待ち合わせ」「磯貝さん(横山裕)が救われる結末であってほしい」「原作のあるドラマがこんなに楽しみなのは久しぶり」

ドラマ2026年8月27日

 「今夜もシリアルキラーと待ち合わせ」(関西テレビ/フジテレビ系)の第9話が26日に放送された。  本作は、警察の正義よりも復讐(ふくしゅう)を優先し、秘密の共犯関係を結んだ一匹おおかみの刑事・磯貝(横山裕)と第六感女子ヒナタ(関水渚)の物 … 続きを読む

page top