映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』の初日舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、キャラクターの声を務めた高畑充希、満島真之介、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介と神山健治監督が出席した。
本作は、平凡な女子高生が大きな冒険の末に見つける小さな真実を描く。“昼寝”が得意技のココネを演じた高畑は「私も学生時代はずっと寝ていたので通ずるものがあって」と共通点を語った。
また、森川ココネ名義で歌う主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」について「もちろん知っている有名な曲だったので、チャレンジするのは怖いと思いました。声優をして主題歌も歌うのは、盛りだくさん過ぎてどうしようと悩んでいました」と不安だったことを明かした。
神山監督から「歌がうまいのは知っていましたが、こんなに素晴らしい歌を歌っていただけて。うれしくてほわーんとなりました」と絶賛されると、高畑は「レコーディングの時は、監督がほわーんとしていたから、大丈夫かな?と思って腑に落ちぬまま帰った記憶があります。今聞けて良かった」と安どの表情を浮かべた。
“夢”に隠された秘密を探っていくストーリーにちなみ、快眠方法を聞かれた高畑は「3秒で寝られちゃうんです。撮影の合間にもすぐ寝ちゃうので、顔に畳やボタンの痕をつけて怒られる」と明かし、「いつもないと困るのは着圧靴下。朝起きると足すっきりです」と語った。
またイベントでは、20日に51歳の誕生日を迎える神山監督をサプライズで祝った。高畑は「神山さんの頭の中は宇宙みたい。それを少しのぞけて、参加までできて、幸せでした!! この壮大なラブレター、娘さんに届けっ!!! ココネ」と書かれた直筆の色紙を贈った。