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(前列左から)荻上直子監督、桐谷健太、(後列)ゴスペラーズ
映画『彼らが本気で編むときは、』の大ヒット御礼舞台あいさつが7日、東京都内で行われ、出演者の生田斗真、桐谷健太と荻上直子監督、イメージソングを歌うゴスペラーズが出席した。
本作は、優しさに満ちたトランスジェンダーの女性リンコ(生田)と、彼女の心の美しさに引かれ、全てを受け入れる恋人のマキオ(桐谷)、カップルの前に現れた愛を知らない孤独な少女トモ(柿原りんか)が、それぞれの幸せを見つけるまでの心温まる60日を描く。
第67回ベルリン国際映画祭ではパノラマ部門とジェネレーション部門に正式出品され、テディ審査員特別賞と観客賞(2nd place)をダブル受賞した本作は、Filmarksの映画初日満足度ランキングでは『ラ・ラ・ランド』に次ぐ2位を獲得した。
生田は「たくさんの方にご覧になっていただいて。おかげさまで『いい映画だ』ともっぱらの評判です。今回“リ・リ・リンコ”って役をやらせてもらってとてもうれしいです」と語り、客席から笑いが起こると、小さくガッツポーズを見せた。
桐谷も「今日が恐らく最後の舞台あいさつだということで。“マ・マ・マキオ”としてはやっぱりうれしいですよね」と続き、「ベルリン国際映画祭自体もとても楽しめましたし、もちろん、賞を取るぞと作品を作っているわけじゃないけど、こうやってご褒美をもらえるのはうれしいです」と語った。
映画を見たファンからは、リンコを演じた生田の女性ぶりに「とにかくきれい」「女子力に完敗」「女性以上に女性」など、絶賛の声が集まっているという。これについて生田は「僕の中でこうあってほしいなみたいなもの、自分の理想の形をリンコさんに持っていったような感じはあるのかな。ありがたいですし、うれしいです」と喜びを語った。
実際に映画の公式ツイッターに寄せられたコメントも多数紹介され、中でも気になったものとして、荻上監督が挙げた「『ラ・ラ・ランド』を見た足でこの作品を見てほしい」という感想に、会場から笑いが起こった。
2人がコメントに目を通している間に「踊りましょうか?」とポーズを取っていた生田は、「俺たちはうまいこと濁していたのに」と苦笑し、桐谷も「めっちゃ言うてもうてるやん!」と突っ込んで、さらに笑いを誘った。
また、イベントの最後に、ゴスペラーズがシンディ・ローパーの名曲をカバーした、本作のイメージソング「トゥルー・カラーズ」を披露した。ステージ脇で聞き入った生田が「歌うまっ! すてきな歌を本当にありがとうございました」と素直な感想を漏らすと、桐谷も「気持ち良かったです。すごい良かったです」と感激した様子だった。
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