松山ケンイチ、“増量のみ”注目されるのは不本意? 「役者の皆さんは間違いなくやっています」

2017年2月8日 / 23:00

 東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第59回 ブルーリボン賞授賞式」が8日、東京都内で行われ、映画『聖の青春』に主演した松山ケンイチが主演男優賞を受賞した。

 この作品は、29歳にして亡くなった天才棋士・村山聖さんの生涯をつづった大崎善生氏の原作を映画化。撮影で26キロの増量を行うなど“肉体面でのアプローチ”が話題となった松山は、「できれば体重のことは言いたくなかったけど、たくさんの方に見ていただくための宣伝では仕方なかった」と苦笑いで吐露。「本当に数字は(影響の)強いものですので、(話題が)それがメーンになってしまいがちですが、一番のテーマは命。プロ棋士の生き様の美しさなんです」と改めて強調した。

 司会の大泉洋から増量法を尋ねられた松山は「3カ月ぐらい仕事をしないで増量に没頭しました。もちばっかり食べて、後は全く動かない。食事を何回もするんですよ」と解説した。「そろそろ身体に異変が起きる年齢では?」と心配されるも、「体作りというのは言わないだけで、どの役者さんも当たり前にやっていること。それを宣伝材料にするかしないかだけの話。僕の知る限り、皆さんも間違いなくやっています」と涼しい顔で答えていた。

 それでも大泉は「26キロってなかなかできないよね」と感心しきりで、もう1人の司会である有村架純に「自分ならできる?」と質問。「覚悟がないとできないですよね…」と困惑した様子の有村に、松山は「でも、26キロ太った有村さんはきっとセクシーだと思いますよ」と語りかけ、会場の笑いを誘っていた。

 また、昨年はギャグ漫画を実写化した『珍遊記』(漫☆画太郎氏原作)でも主演を務めた松山。この日は、漫☆画太郎氏が特別に描いたという「珍遊記の世界観の中にいる村山聖さん」のイラストを持って登壇し、会場をざわつかせた。

 松山は、主演男優賞の対象作品として、当初は『珍遊記』も挙げられていたことに触れ、「『これはすごい!』と思ってすぐ先生に連絡して『授賞式のために絵を書いて欲しい』とお願いしたんです」と経緯を説明。「でも、会場で流された(対象作品の)映像に『珍遊記』が無くてびっくりしちゃいました」と笑いを誘いつつ、「こういうふうに喜びを共有できる方がたくさんいて僕は幸せです。漫☆画太郎先生、ありがとうございました。ある意味(2作品の)コラボレーション。この絵を見た時に実際、村山さんがどう思うかは分からないですが、こういう笑顔で僕らを見ていただけていたらと思います」と思いをはせた。


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