杉咲花、『湯を沸かす~』でブルーリボン賞受賞 「ずっと忘れられない映画になりました」

2017年2月8日 / 23:00

 東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第59回 ブルーリボン賞授賞式」が8日、東京都内で行われ、助演女優賞を受賞した杉咲花が登壇した。

 『湯を沸かすほどの熱い愛』(中野量太監督)での演技が評価された杉咲は、「すてきな賞をありがとうございます。この場に立たせていただけるとは思っていなかったので、びっくりしたけれど本当に幸せです」と喜びのスピーチ。

 実際は「完成した映画を見て、自分の力が不足していたなと反省した部分もたくさんありました」と率直な思いを明かしつつ、「この映画は自分にとってずっと忘れられない作品になりました。これからそのすべての経験を次につないでいけるように頑張ります」と今後の躍進を誓った。

 劇中では、余命わずかな母の思いを受け取り、強く生きていく高校生の安澄役を熱演。印象的だったのは、中野監督からクランクイン前に告げられた「宮沢りえさんと家族になってほしい」という言葉だったといい、「そこから毎日、必ず(宮沢さんと)メールして写真を一日1枚送り合って、敬語もやめて『お母ちゃん』と呼ぶというルールでやりました。それを積み重ねて現場にインできたので不安要素もまったくなかったし、それがとても良かったです」と撮影前から役に成り切って生活していたことを明かした。

 この日は、前年度の主演男優賞を受賞した大泉洋と主演女優賞を受賞した有村架純が司会を担当した。劇中で、安澄が学校でいじめに遭うシーンを振り返った大泉は、「本当に、ひどいことをされてね…」とやりきれない表情でポツリ。大泉の“独走”に杉咲も「ごめんなさい…」と答えるしかなく、これには有村も「(杉咲さんを)困らせないでください!」と慌てていた。

第59回 ブルーリボン賞各賞受賞者は以下の通り。
 作品賞:『シン・ゴジラ』(樋口真嗣監督)
 監督賞:片渕須直監督『この世界の片隅に』
 主演男優賞:松山ケンイチ『聖の青春』など
 主演女優賞:大竹しのぶ『後妻業の女』
 助演男優賞:リリー・フランキー『SCOOP!』『聖の青春』など
 助演女優賞:杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』
 新人賞:岡村いずみ『ジムノペディに乱れる』
 外国作品賞:『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(ギャレス・エドワーズ監督)
 特別賞:『君の名は。』(新海誠監督)

「第59回 ブルーリボン賞授賞式」の受賞者たち

「第59回 ブルーリボン賞授賞式」の受賞者たち


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