エンターテインメント・ウェブマガジン
助演男優賞を受賞したリリー・フランキー
東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第59回 ブルーリボン賞授賞式」が8日、東京都内で行われ、助演男優賞を受賞したリリー・フランキーが登壇した。
『SCOOP!』で薬物依存症の男性を演じたリリーは、今回その演技が評価されたことについて「見てくれた人が『すごいリアルだった』『本当にしているみたい』って褒めてくれるんです」と困惑気味に明かすと、「あまりこの役で賞を頂くのは得しないぞって。このご時世ですので、その辺のリアルさを褒められてもなかなか難しいですよね…」と苦笑した。
一方で『聖の青春』で見せた演技も同賞の対象となっており、リリーは「ブルーリボン賞は『聖の青春』のみで頂けたということにしてください。記事は『聖の青春』を中心に書いていただけたら」と報道陣にまさかのお願い。さらに司会の大泉洋が、薬物依存症の役作りについて質問した際には、「本当にどう演じていいか分からなくて、大泉洋さんに電話で『実際はどうなんですか?』と事細かく聞きたかったんですが」と“暴走”し、これには大泉も「リリーさん、今日は既に酔っていらっしゃいますか?言っていいことと悪いことの区別がついていらっしゃらない!」と“迷惑顔”だった。

リリー・フランキー(左)と司会の大泉洋
しかし、ここでやり返すのが大泉。「ところで、本当はやっていないの?」と冗談めかして尋ねる大泉に、リリーは「いや、(話の)掘り方、間違えてるでしょう!」と突っ込みを入れつつ、「俺、ずっとトイレ行きたくて我慢しているけど、ここで中座したら本当にそう(薬物依存症)だと思われちゃう」と嘆いて、笑いを誘っていた。
軽妙なトークで終始会場を沸かせたリリーだったが、2008年度の『ぐるりのこと。』で史上最年長となる新人賞を受賞したことに触れ、「今回、また助演賞を頂けるとは…。この賞に恩返しができた気がします」と感慨深げ。改めて「物書きの端くれとして、記者の方に選んでいただけるブルーリボン賞(受賞)は本当に誇りに思います」と喜びを口にした。
ドラマ2025年11月9日
timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第6話が、7日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活を … 続きを読む
ドラマ2025年11月9日
「コーチ」(テレビ東京系)の第4話が、7日に放送された。 本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人間としても成 … 続きを読む
映画2025年11月6日
映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。 本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む
ドラマ2025年11月6日
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。 脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む
ドラマ2025年11月5日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む