長谷川京子、低音&大量のせりふに苦労 比嘉愛未、長谷川にせん望のまなざし

2017年1月14日 / 09:22

(左から)佐々部清監督、長谷川京子、比嘉愛未、スピーチライターの蔭山洋介氏

 WOWOW「連続ドラマW 本日は、お日柄もよく」の特別試写会&トークイベントが13日、東京都内で行われ、出演者の比嘉愛未、長谷川京子、佐々部清監督ほかが出席した。

 原田マハ氏の同名ベストセラー小説をドラマ化した本作は、世界を動かしてきた“影”の職業、スピーチライターに焦点を当て、比嘉演じる主人公・二ノ宮こと葉が、言葉の、限りない可能性を追求していく様子を描く。

 役を演じることになるまでスピーチライターという職業を知らなかった比嘉は「自分がこうして表に出るお仕事をさせていただいていますが、サポートするスピーチライターを疑似体験して、見え方が変わりました」と発見があったことを語った。

 「今までたくさんの人に支えてもらって立てていたんだなと、スピーチライターのことを知ることで、全体のほかのことにも感謝できるようになりました」と明かした。

 こと葉が心を動かされるきっかけとなる、伝説のスピーチライター久遠久美役の長谷川は「監督から『とにかく声を低く、音域を下げてせりふを言ってほしい』と言われて、せりふ量も多かったし、低音で言い続けるのは難しかった」と語り、その結果「それが彼女のキャラクターになったし、低い声って人に聞かせる説得力がある」と明かした。

 2人でのシーンが多かったという比嘉は「京子さんは毎回完璧で、長い説明せりふも私はNGを見たことがない。本当に“伝説の”という感じで素晴らしかったし、感動しています」と振り返った。

 長谷川は「本番までがぼろぼろ。ここで決めないと無理とプレッシャーをかけて」と苦笑交じりに謙遜した。

 また、公の場で話す内容や芝居プランなども「事前に準備できない。5割ぐらいは準備しておいて、あとは現場で感じたことを含めて100パーセントにしたいと心がけている」という長谷川。

 対する比嘉は「私はまだそこまで思えない。本当に失敗したくないから徹夜で覚えていくタイプです。そこ(長谷川の境地)にいきたいんですけど、まだそこまでの度胸はないというか」とせん望のまなざしを送った。

 ドラマは14日午後10時から毎週土曜日オンエア。


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