杏・初主演『オケ老人!』でバイオリン演奏 「小さいころからやってたの!?」と驚きの声

2016年11月12日 / 14:49

初主演に笑顔を見せる杏

 映画『オケ老人!』公開記念舞台挨拶が12日、東京都内で行われ、杏、黒島結菜、坂口健太郎、笹野高史、左とん平、小松政夫、茅島成美、萩原利久、細川徹監督らが登壇した。

 映画初主演の杏は撮影現場の雰囲気を「メーキングも撮影現場も同じテンションで行われました。30歳の若輩者が失礼かもしれませんが、こんな風に歳を重ねられたらいいなと思えるような大先輩たちと共演できて、人生の指針のようなものをいただけたと思っています」とハリのある声で語った。

 笹野が自己紹介を求められると「坂口健太郎です。あっ、違うか! この“ボケ”老人という作品を見に来てくれた方々・・・あっ、“オケ”老人でした」と軽快なトークで会場からは笑いが起こり、登壇した共演者からも笑みがあふれた。

 笹野は続けて「私は元々楽器が好きで、バイオリン頑張ろう!と思っていたわけですが、杏さんが現場で弾いた音を聞いたら『小さい時からやってたの!?』って思わず言葉に出るくらい上手くてびっくりしました」

 さらに「杏ちゃんの性格上、見せびらかしてやろうなんて気はないんだろうけど、なんとなく見られていることを意識しているんじゃないかってくらいにバイオリンがよく似合っていて、僕自身は焦りましたよ。やばい!練習しなきゃ!って。多分そういう風に見せることでじじいたちのやる気を出してやろうくらいに思ってたんじゃないかな。上手く引っ張ってもらっちゃいましたよ」と笑顔を見せた。

 監督の細川は「一言で表すなら大変でした。若手の萩原くんでも初めて触れる楽器に四苦八苦している中、言葉は悪いかもしれませんが、ご年配の老人たちが指の細かな動かし方も難しいだろうに一生懸命練習してくれて、撮影中盤くらいからは手元を隠さなくても撮れるようになってきました。撮影が進むにつれて、不思議なことにかっこよく見えてくるんですよね。それが印象深い思い出です」とコメントした。

 最後に杏は「芸術の秋に最適な作品だと思います。この映画を見て歳をとることが怖くなくなる、もっと歳をとりたいと思えるような作品に仕上がりましたのでぜひご覧ください」と映画の見どころに触れ締めくくった。

舞台あいさつに登壇した俳優陣と監督(上段左端)

舞台あいさつに登壇した俳優陣と監督(上段左端)


芸能ニュースNEWS

「ザ・ロイヤルファミリー」「ドラマは続くけど山王耕造(佐藤浩市)ロスが大き過ぎる」「これはそれぞれの継承の物語なんだね」

ドラマ2025年11月24日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第7話が、23日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“眞希”恒松祐里がついに警察と接触 “巧巳”橋本将生は「完全に闇堕ちしてる」「怖くて心配」

ドラマ2025年11月24日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第8話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「良いこと悪いこと」“黒服2人の逃走犯”は「カンタロー!? 今國!?」 「トヨは犯人側のはず」「ターボーが一番怪しい」

ドラマ2025年11月24日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第7話が、22日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、かつて鷹里小学校・6年1組のリーダーだった高木将(間宮)が、22年ぶりにタイムカプセルを掘 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後、全部生田斗真に持っていかれたわ」「今まで文句を言いながらも見続けてきた人へのご褒美みたいな回だった」

ドラマ2025年11月20日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第8話が、19日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」日向子の背後を追う“謎の男”が登場 「事件の概要が見えて面白くなってきた」

ドラマ2025年11月19日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

Willfriends

page top