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平岳大、亡くなる前日に「家族の会話ができた」 父・平幹二朗さんの告別式で明かす

父の位牌を持つ喪主の平岳大

 22日に82歳で死去した俳優の平幹二朗さんの告別式が28日、東京都内の青山葬儀所で営まれ、元妻の佐久間良子、中尾彬、中村玉緒、藤原竜也、桐谷健太、竜雷太、堤真一、山田涼介、溝端淳平、佐々木蔵之介ほか約600人が参列した。

 平さんと佐久間の長男・平岳大は、喪主あいさつで「『生前父は』という言葉をいつか自分も言う日がくるなとは思っていましたけど、こんなに早く唐突にくるとは思っていませんでした」と悲しみを吐露。

 続けて「生前父は、どんな逆境に立たされても不死鳥のようによみがえってきました。30年前に肺がんを患った時も、それから大病を患った時も、小さな奇跡を起こしながら復活を遂げてきました。それで衰えるかな?と僕は思ったのですが、なぜか病気をすればするほどパワーアップしていく不思議な人でした」と振り返り、「その原動力になっていたのはやはり芝居だと思います。そんな平幹二朗をこれまで支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

 また、平さんが亡くなる前日に、岳大の妹が一カ月前に出産した、孫の顔を一緒に見に行ったことを報告。岳大は「あまり子どもの扱いに慣れていない父は、遠くの方から最初は不思議そうに子どもの顔を見ていたのですが、だんだん慣れてくると、最後にはあの太い大きな繊細な手で赤ん坊を抱きかかえ、哺乳瓶でミルクをあげていました。それに気をよくしたのか、その晩は大好きなワインをたくさんいただきました」と明かした。

 さらに岳大は「今まで僕と妹と父ができなかった、家族の会話ができました。それにまた気をよくしたのかさらにお酒をいただき、僕はフラフラの父を抱きかかえて父の家に送り届け、ベッドの上に座らせ『もう飲むなよ』って言ったんですが。その時、父は子どもが親を見るようなかわいい顔をして『タケ、もう帰りなさい』と笑っていました」と最後の会話を述懐した。

 岳大は「父は幸せだったと思います。そんな平幹二朗をこれまで支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました」と締めくくった。

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