工藤夕貴「パンツを濡らすか、傷つくかの選択」 通常ではありえない環境での撮影

2016年10月26日 / 21:24

和やかな撮影現場の様子を語る工藤夕貴

 NHKBSプレミアムドラマ「山女日記〜女たちは頂を目指して〜」の試写会・記者会見が26日、東京都内で行われ、工藤夕貴、萩原聖人、夏菜らが登壇した。

 撮影の雰囲気を聞かれた工藤は「撮影現場は当然ながら山の中なので、通常の撮影ではありえないような天候、移動、宿泊環境の中で行っています。スタッフさんも良い方たちばかりでグループラインがたくさんあるんです。そんな方たちと、苦しいことや寝食をともにするからこそ台本の中では少々くさいセリフもグッと気持ちが入り込んでジーンと感動してしまうんです」と語り、「あっ、くさいって全然悪い意味じゃないですよ」と付け足したことで共演者から笑いが起こった。

 同じ質問に夏菜は「撮影の前にちょうど嫌なことがあったのですが、現場に向かうために山を登っていたら気持ちがだんだんと晴れていきましたし、頭を悩ませていた問題や自分自身と向き合うことができるって素晴らしいと体感しました。あと、山の上ってやっぱり携帯の電波がつながらないので、携帯がないとこんなに人とコミュニケーションを取るようになるんだなと驚きました」と山登りの魅力をコメント。

 登場の際に工藤が松葉づえを持っていたことについて記者から質問が出ると、「本当は役でかっこよくケガをしたかったんですけど、実は撮影中にトイレに行きたくなりまして…。足腰強くなったなぁなんて酔いしれていたら滑って転倒、滑落という残念なケガをしてしまいました。パンツを濡らすか、傷つくかという選択…」まで言いかけると、すかさず萩原が「とにかく、山はトイレも大変ってことです!」とナイスフォローを入れた。

 今後山を登る方やドラマを見る方へのメッセージを工藤は「山登りは宗教に通じるものがあると思っていて、きれいな日の光を見るとただ生きていることへの感謝があふれてくるんです。生きていることへの感謝ってなかなかできる機会も場所もないと思うんです。そういった心の自由を感じたい人や、生涯できる趣味を手に入れたいという方におすすめできます。ぜひこのドラマを見て山へ行ってみてください」と締めくくった。

(左から)夏菜、工藤夕貴、萩原聖人

(左から)夏菜、工藤夕貴、萩原聖人


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