坂口健太郎、“大先輩”に圧倒される 「(生気を)吸い取られる…」 

2016年10月26日 / 21:48

杏(左)と坂口健太郎

 映画『オケ老人!』のプレミア試写会舞台あいさつが26日、東京都内で行われ、出演者の杏、黒島結菜、坂口健太郎、笹野高史、左とん平、小松政夫、石倉三郎、藤田弓子、茅島成美、細川徹監督、原作者の荒木源氏が出席した。

 この映画は、平均年齢が恐らく世界最高齢のアマチュアオーケストラ「梅が岡交響楽団」に、高校教師の千鶴(杏)が間違えて入団したことで巻き起こる笑いと涙の物語を描く。

 この日のイベントの冒頭には、“梅響”のモデルとなり、実際に映画にも出演している「アンサンブル・ソナーレ」のメンバーが「威風堂々」の生演奏を披露。

 舞台袖で聞き入った主演の杏は、「こうして生音で通して聞くのは初めて。とても感動しました」としみじみ。また、自身も劇中でバイオリン演奏と指揮シーンを披露しているが、「バイオリンの練習は半年ぐらい。指揮はもうちょっと短かったけど、2つとも難しさはそれなりにありました」と撮影での苦労を振り返った。

 一方、千鶴の同僚を演じた坂口も、「現場では、あっちでもこっちでもワーワー言ってて、どこからからがアドリブでどこからがセリフなのかも分からなくなるぐらいにぎやかでした」とニッコリ。「大先輩たちの様子に若手は“押されて”しまったのでは?」と心配されると「そうですね。時々、(生気を)吸い取られる…じゃないですけど、“押される”瞬間はありましたね」とぶっちゃけて、笑いを誘った。

 そんな個性豊かなメンバーが集まった今回の現場。笹野は「撮影のためにみんなが集まったのが去年の9月。すてきなメンバーと映画が作れる喜びを感じた反面、この映画の完成披露試写の時に果たして全員、そろっているだろうか? 誰かがきっと欠けているに違いない、と思っていました」と冗談めかしてコメント。左が「おい、今俺の顔を見て言わなかったか?」と突っ込みを入れるなか、笹野は「今日も元気にみんながそろうことができて、ホッとしています」とちゃめっ気たっぷりにほほ笑んだ。

 最後に杏は「皆さんご覧の通りこんなチームでした」と笑わせつつ、「(撮影でも俳優の)オンとオフがそんなになかった作品。こんな年の重ね方をしたいなと思える大人をたくさん見つけられると思います。何より音楽の映画なのでぜひ映画館でお楽しみください」と呼びかけた。

 映画は11月11日から全国公開。

映画『オケ老人!』のプレミア試写会の登壇者たち

映画『オケ老人!』のプレミア試写会の登壇者たち


芸能ニュースNEWS

「愛の、がっこう。」“愛実”木村文乃が漢字を教えるシーンに反響 ラウールは「ホスト役がハマり過ぎ」「当たり役」

ドラマ2025年7月11日

 木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第1話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む

吸血鬼×ピュアボーイのBL(ブラッディ・ラブ)コメディー Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」を9月に上演

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今年、TVアニメ化や映画化もされた話題の漫画『ババンババンバンバンパイア』が、今度は舞台化決定。Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」が、9月20日(土)~9月25日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールCで上演さ … 続きを読む

今秋上演するReading Musical「BEASTARS」episode 1のビジュアルを発表&原作・板垣巴留からのメッセージが到着

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今秋9月~10月にかけて東京と大阪で上演するメインビジュアルと全キャラクターのビジュアルが発表された。  板垣巴留原作の『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞 2018」第1位にはじまり、 主要 … 続きを読む

「ちはやふる-めぐり-」「めぐる(當真あみ)のこれからの成長が楽しみ」「千早(広瀬すず)や奏(上白石萌音)が顧問として登場するのが胸アツ」

ドラマ2025年7月10日

 「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系)の第1話が、9日に放送された。  本作は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀氏と共に紡ぐオリジナルストーリー。競技かるたに青春を懸ける高校生たちの姿を熱く描く。(*以下、ネタバレ … 続きを読む

磯村勇斗、稲垣吾郎の初日の撮影シーンに感嘆 「僕の中でより大スターになりました」

ドラマ2025年7月9日

 ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」の制作発表会見が9日、東京都内で行われ、出演者の磯村勇斗、堀田真由が登場した。  本作は、独特の感性を持つがゆえに人生にも仕事にも臆病だった弁護士(磯村)が、少子化による共学化で揺れる私立高校に「 … 続きを読む

Willfriends

page top