東京国際映画祭、国内2作品がコンペティション部門に選出 蒼井優、主演作選出に「本当にほっとしています」

2016年9月26日 / 15:53

『アズミ・ハルコは行方不明』に主演した蒼井優

 「第29回東京国際映画祭」ラインアップ発表記者会見が26日、東京都内で行われ、松居大悟監督、蒼井優、青木崇高、細田守監督ほかが出席した。

 今回は、コンペティション部門、アジアの未来部門、日本映画スプラッシュ部門、特別招待作品部門、Japan Now部門、ワールド・フォーカス部門など、九つの主要部門によって構成され、映画祭のフェスティバル・ミューズは黒木華が務める。

 16作品からなるコンペティション部門では、『アズミ・ハルコは行方不明』と『雪女』が上映される。失踪したOL安曇春子役で『アズミ~』に主演した蒼井は「東京国際映画祭には初めての参加です。コンペに選ばれるかどうか、松居監督がドキドキしながら待っていたのを近くで見ていたので実現してほっとしています」と晴れやかな笑顔を見せた。

 蒼井は、オファーを受けた背景について「主演なのに行方不明なのかと。これは楽かもしれないと正直思いました。意外と出番があってそんなに甘いものじゃなかったのですが」と冗談めかし、「女性が見るか男性が見るかで感想やシーンごとの受け取り方が違う作品になる、これは面白いと思ってやりました」と脚本にほれて出演を決めたことを明かした。

 松居監督は「3年前に日本映画スプラッシュ部門で出させてもらって、また出たいという思いがモチベーションになった」と、コンペティション部門選出前に別の映画祭からのオファーを断ったという。蒼井は「これで選ばれなかったらどうなっちゃうんだろうと思って。松居監督は落ち込んだらとことん落ち込むので、監督の思いが通じて本当にほっとしています」と語り、笑いを誘った。

 一方『雪女』で雪女(杉野希妃)の美しさに引かれる、無骨ながら誠実な猟師・巳之吉を演じた青木は「小泉八雲の『雪女』の古典的な部分と、アレンジを加えるという挑戦的な部分が台本からも読めて、演出は現場に入らないと分からなかったけどすごく楽しめました」と振り返った。

 同映画祭は10月25日~11月3日、六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほか都内の各劇場および施設・ホールを使用して開催。

(左から)松居大悟監督、蒼井優、青木崇高、細田守監督

(左から)松居大悟監督、蒼井優、青木崇高、細田守監督


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