トム・ハンクス、海老蔵を「日本のジェームズ・ボンド」 災害乗り越える“助け合う精神”に共感

2016年9月15日 / 20:16

主演の機長役、トム・ハンクス

 映画『ハドソン川の奇跡』ジャパン・プレミア レッドカーペットイベントが15日、東京都内で行われ、出演者のトム・ハンクス、アーロン・エッカートと、スペシャルゲストとして市川海老蔵が出席した。

 トムとアーロンがこの日朝から受けていた取材が長引いたため、イベントは予定時間より約45分遅れでスタート。2人を迎える日本代表ゲストとして登壇した海老蔵は、初の来日イベントに「初めてなのでなんとも言えませんがとても光栄に思います。皆さんと同じように興奮しています」と2人の登場を心待ちにした。

 ファンに手を振りながら階段状のステージをゆっくり降りてきたトムは「日本の皆さんこんにちは。日本には何度も来ていますが、戻ってくるたびに何度も何度もうれしさを感じます」とあいさつした。海老蔵と握手を交わすと「今日は歌舞伎のメイクじゃないので、初めはちょっと分からなかった。日本のジェームズ・ボンドと言っていいくらいかっこいい」と褒めたたえた。

 “155人の命を救い容疑者になった男”チェスリー・サレンバーガー機長を演じたトムは「ハドソン川の奇跡は、1人で起こした奇跡ではなくチームで協力し合って起こした奇跡だということ」と語り、「日本はここ数年で災害に遭い被災し、助け合う精神を皆さんはよくお分かりだと思います。まさにこの映画はそういう精神を描いています」と呼びかけた。

 最後には海老蔵から2人にカタカナで書かれた名前入りの提灯をプレゼント。トムは「ありがとう。アーロンの方がずいぶんと(文字が)長いね」と茶目っ気たっぷりに喜びを表していた。

 映画は9月24日から丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

(左から)アーロン・エッカート、トム・ハンクス、市川海老蔵

(左から)アーロン・エッカート、トム・ハンクス、市川海老蔵


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