エアロバイクをこがないと上映終了の“過酷”試写会 主演の小越勇輝は撮影が遅れてぎりぎり到着

2016年8月11日 / 16:13

主人公・小野田坂道役の小越勇輝

 BSスカパー!オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」“体験”試写会および舞台あいさつが10日、東京都内で行われ、出演者の小越勇輝、鯨井康介、八島諒、平井浩基、桜井美南、滝川英治、青木空夢が出席した。

 渡辺航氏の同名漫画を初ドラマ化したこの作品は、高校生たちの自転車競技にかける青春を描く。この日は過酷な山道で自転車をこぎ続ける物語の世界観をリアルに体験すべく、当選した一般応募のファン全員がエアロバイクにまたがり、一つのチームになって一定のケイデンス(ペダルの回転数)を達成しないと試写が即終了する可能性があるという過酷な体験型試写会が行われた。

 第1話上映に対して3つのオーダーが用意され、まずは「全員でペダルを回してケイデンスメーターをフルにせよ!」。試写会場の参加者全員が全力でケイデンスを上げ、まずは無事に上映が始まった。その後は「第1話の冒頭10分間ケイデンスを維持せよ!」として、全員がエアロバイクをこぎ続けなければならず、実際に途中でスクリーンが暗転し上映が一時ストップする場面もあった。最後は「ドラマのメンバーの気持ちになってこぎ続けよう!」と、エアロバイクにまたがったまま、それぞれが試写を楽しんだ。

 試写が終わって、キャスト陣がステージに登場すると手嶋純太役の鯨井が「(ここに主演がいない)理由は単純です。ロケが押したんです。今日は大事な大事なインターハイの撮影で、みんなここに来たい気持ちでいっぱいだったのですが…」とメーンキャストの到着が間に合わなかったわけを明かした。

 福富寿一役の滝川は会場を見渡すと、どこか疲労の浮かぶファンに「みんな顔が死んでるけど大丈夫? 楽しんでる? そんなに過酷だったんだ、見てみたかったな」と苦笑を浮かべ、鯨井も「本当に皆さんお疲れさまでした。走りながらドラマを見るなんて経験はなかったんじゃないでしょうか。僕らも今月はそんなことだらけで、そして出来上がったドラマです。楽しんでいただけたでしょうか?」と呼びかけた。

 また、舞台あいさつの最後には主人公・小野田坂道役の小越が到着し、拍手で迎えられると「なんだか今、ゴールした感覚でした。今日もぎりぎりまで撮影していて本当に今着いたところ」と明かし、「全員で熱く熱く作っている作品です。撮影も大詰めになってきました。最後までけがのないよう撮影して、すてきな作品を届けられるように頑張ります」と誓っていた。

 ドラマは8月26日午後9時から毎週金曜オンエア(全7話)。


芸能ニュースNEWS

2026年ボートレース新CM発表会 マチダ教官役の町田啓太「ボートレースに関わる全ての方々が、本当に高い熱量を持って取り組まれていることを肌で感じています」

2025年12月22日

 2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。  一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む

「良いこと悪いこと」最終回 “真犯人”が明らかに 「考察が当たっていた人すごい」「いじめは殺人、立派な犯罪だ」

ドラマ2025年12月22日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の最終話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  「週刊アポロ」に、同級生の連続殺人事件で「ただ1人生き残ったいじめのリーダー格・A氏」として高木将 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」最終回 巧巳と眞希の恋が「はかなくて切ない」 「橋本将生くんの成長が見られた」「特別編が楽しみ」

ドラマ2025年12月20日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の最終話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

Willfriends

page top