森田剛「蜷川さんが見守ってくれている」 追悼公演「ビニールの城」で宮沢りえと共演

2016年8月6日 / 16:19

 舞台「ビニールの城」の公開舞台稽古が6日、東京都内のBunkamuraシアターコクーンで行われ、出演者の森田剛、宮沢りえ、荒川良々ほかが登場した。

 本舞台は、同劇場の芸術監督を17年間務め、5月12日に亡くなった蜷川幸雄氏の追悼公演。蜷川氏が最期にキャスティングやスタッフィングを手掛け、病室の枕元に台本が置かれていたという作品を、蜷川氏を師とする金守珍氏が演出し、森田が主演を務める。

 蜷川作品に多数出演してきた森田は「この『ビニールの城』は蜷川さんが携わった最後の作品になりますが、こんなにすてきな出演者、スタッフの方が集結していることは蜷川さんが引き寄せてくれた奇跡だと思っています。稽古中は、蜷川さんが見守ってくれているのをみんなで感じながら、演出の金守珍さんを信じてついていきました。公演が終わった後に自分と向き合って、蜷川さんへ思いを報告できたらいいなと思っています。僕らは自信を持ってこの作品をお届けする覚悟はできています」とコメントした。

 宮沢も「大好きな蜷川さんからそっと、手渡されたモノを、ギュッと握りしめたまま、森田さんをはじめ魅力的な共演者と、最高のスタッフと、密度の高いお稽古を重ねました。手のひらの中にあるのはやっぱり、志高く作品を創るという、魂でした。劇場に見に来てくださった方に、そして、どこかで見守ってくれてる蜷川さんに、その魂を思いっ切り、届けたい。それだけです」と思いを語った。

 舞台は29日まで都内、Bunkamuraシアターコクーンで上演。


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