三宅健、パラリンピック番組のメーンパソナリティーに 手話で会見「今から気持ちが高ぶっています」

2016年8月3日 / 20:27

 Eテレ「みんなで応援!リオパラリンピック」の発表記者会見が3日、東京都内で行われ、メーンパソナリティーを務める三宅健(V6)と、手話キャスターを務める早瀬憲太郎さん、板鼻英二さん、貴田みどりさんが出席した。

 リオデジャネイロパラリンピック開幕まであと1カ月。試合のハイライトを伝える番組では、視覚や聴覚に障害のある人も含めたすべての人たちに試合を楽しんでもらうための「ユニーバサル放送」にチャレンジ。聴覚障害者に向け、スタジオでは手話でルールや見どころをを伝え、競技の中継録画映像には字幕をつける。また視覚障害者に向けては音声だけで試合の全体状況が分かるような解説放送を目指すという。

 Eテレ「みんなの手話」でナビゲーターを務めて3年目になる三宅は、最初のあいさつから質疑応答まですべて手話を使ってコメント。「皆さんこんにちは、三宅健です。(NHKの)パラリンピックの番組で手話を使うキャスターが出演するのは初めての試みです。今からワクワクドキドキしています。番組では、1人でも多くの方にパラリンピックの面白さ、奥深さ、試合にかける選手の思いを伝えていきたいと思います。そして障害のある方と、ない方の(お互いの)理解がもっと進めばうれしいです」と意気込みを語った。

 約10年前に手話を学び始めたという三宅は、「ファンの方の中にろうの女性がいて、握手会の時に手話で話しかけられて全く分からなくて…。そのことがずっと気にかかっていた」と学びの経緯を告白。当時は「仕事の合間に手話の講習会に通っていた」がその後、勉強を長らく休止。「一昨年、再び手話の勉強を復活した」という。

 「ですからまだまだ力不足ではあります」としつつ、三宅は「こういった形で手話を生かせる機会をいただき、とても驚きましたが、今から気持ちが高ぶっています」とニッコリ。「これまで、聴覚障害者の方と交流する中で、パラリンピックの放送に手話がついてなくて残念という声を聞くことがありました。今回の番組は、障害のある方とない方が、テレビの前で一緒に感動できる、そんな番組にしていきたいと思っています」と熱い思いを語った。

 「みんなの手話」講師として、三宅と共演経験のある早瀬さんは「三宅さんが今日、手話が上達しているかどうか期待していたのですが、素晴らしい手話表現に感動しました」としみじみ。「パラリンピックの魅力、感動を伝えられるように頑張りたいと思います」と一緒に番組を盛り上げることを誓った。

 番組はEテレで9月9日~20日、午後8時~8時45分に放送。

手話キャスターの(左から)貴田みどりさん、板鼻英二さんと早瀬憲太郎さん

手話キャスターの(左から)貴田みどりさん、板鼻英二さんと早瀬憲太郎さん


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