有村架純、来春の朝ドラヒロインに 「新しい風を吹かせていけたら」

2016年6月29日 / 18:38

 NHKが29日、平成29年度前期連続テレビ小説が「ひよっこ」に決まり、ヒロインが女優の有村架純に決定したことを発表した。

 13年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」でヒロインの母親の少女時代を演じて大ブレークした有村だが「その時とは180度違う気持ちで立っています」と緊張の面持ちであいさつ。「朝のヒロインというのは皆さんに元気を与えられる存在だと思っているのですが、今回、私が演じさせていただく役でまた新しい風を吹かせていけたらいいなと思います」と意気込みを語った。

 連続テレビ小説・第96作となる「ひよっこ」は、東京オリンピックが開催された1964年から始まる物語。高度成長期真っただ中、日本の発展を支えたのは、地方から上京して懸命に働いた名もなき人々だった。この物語のヒロイン・谷田部みね子もそんなひとり。集団就職で上京した“金の卵”ヒロインが、自らの殻を破って成長していく波乱万丈の青春記となっている。

 有村は「ヒロインをやるかもしれないと聞いたのは、ちょうど月9のドラマ(「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」)が終わった時。その時は正直びっくりして、まさか自分が朝ドラのヒロインをやらせていただくとは思っていなかったので、しばらく言葉が出なかったです」とオファーを受けた際の心境を告白。しかし、その後話を聞き進めるうちに「早くみね子という役を演じたい」と撮影を待ち望むようになったと言い「皆さんに助けられながら最後まで一生懸命全力で頑張っていきたいと思います。最後まで応援よろしくお願いします」と呼び掛けた。

 「ちゅらさん」、「おひさま」に続き3回目の朝ドラ脚本を担当する岡田惠和氏も「有村さんでやりたい、大丈夫ですかね?という話を(局側と)していたので、それが実って今日が迎えられて幸せです」と有村起用を当初から望んでいた様子。「有村さんはこれからドラマとか映画を背負っていく人で、何でも役になりきれる人だと思っているので、遠慮なくのびのびと書かせていただきます」と優しくほほ笑んだ。

 また、チーフ・プロデューサーを務める菓子浩氏も、「今回は実在の人物が題材の物語ではない。モチーフのないヒロインを演じるのは透明感があって力強い女優さんでないといけないと思った」とオーディションを経ずにヒロインが有村に決定した経緯を説明。「皆さんに愛おしいと思っていただける、“あの顔が見たい”と思っていただけるドラマを作りたいと思っています。子役時代は想定しておりません。第1話のファーストシーンから最終回まで有村さんに頑張っていただきたいと思います」と明かし「これまでに皆さんが見たことのない有村架純さんを見ていただけるのでは」と期待を込めた。

 また、現在放映中の朝ドラ「とと姉ちゃん」の視聴率が好調なことから、それを受けてのプレッシャーがあるかを問われた有村は「やっぱり今とってもいい走りのリレーが行われていると思うので、私がそこでバトンを弱い力で握って落としちゃったということがないように、なんとかついていけたらいいなと思っています」とコメント。

 「とと姉ちゃん」のヒロインを演じている高畑充希とは、月9の“いつ恋”で共演経験のあるため、参考となる部分があるかを問われると「本当に朝ドラをやりながら月9(の収録)をやってという信じられないスケジュールで彼女も一生懸命やられていて…。現場に来て彼女の体調とかも心配でしたが、とにかく『(朝ドラの)現場が楽しい』とおっしゃっていたので、どんなに体がきつくても現場が楽しければ乗りきれるのかなというふうに彼女を見て感じました」と振り返りつつ、「これからいろいろアドバイスをもらえたらいいなと思います」と話した。

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