エンターテインメント・ウェブマガジン
木梨憲武(左)と室井滋
映画『ファインディング・ドリー』の監督来日記者会見が29日、東京都内で行われ、アンドリュー・スタントン監督、アンガス・マクレーン共同監督、日本語吹き替え版キャストの室井滋、木梨憲武、上川隆也、中村アンが登壇した。
この映画は、13年前に大ヒットした『ファインディング・ニモ』から1年後の世界を描く続編。ポジティブだけど何でもすぐに忘れてしまうドリーが、ただ一つ忘れなかった家族の記憶…、自分のパパとママを探すべく、ニモら仲間たちと人間の世界を冒険する物語。
かつて「『ファインディング・ニモ』の続編は絶対に作らない」と宣言していたアンドリュー監督。今回、続編を作った理由を問われると「ネバーという言葉は絶対に使ってはいけないとこの経験から学びました」とちゃめっ気たっぷりにコメント。続けて、数年前に仕事上の都合で作品を見直した際に「ドリーのことが心配になっている自分に気がついたんです。彼女の家族はまだ見つかっていないと…」と、急に続編製作への思いがあふれてきたことを明かし、「この物語を通して心に迫った感情を体験してほしい」とアピールした。
13年前に引き続きドリーの声を担当した室井は、今回の起用に「新人になったような気持ちです」と喜び。「せりふも多くてとても大変でした」と収録での奮闘ぶりを明かしつつ、「私自身、ドリーをやっている間は“ドリー化”してしまって、タクシーに携帯電話を忘れたり、“ガーデニング”のものを買いに行ったら“カーテン”コーナーにいたりといろんなトラブルがありましたが、それだけドリーの気持ちに成り切っていたことだと思います」と語り、笑いを誘った。
同じく、前回に引き続きニモの父親、マーリンの声を演じた木梨も「今回も『ドリ~!』、『ニモ~!』という叫び声を中心にやったのですが、全て細かく一字一句映像の口に合わせて、スタジオに一人ぼっちで入り、5~6日間、厳しいチェックを受けながら、なんとか仕上がったようです」と報告。
「日本で出来上がってもアメリカに持って帰って、『これでいいか』というのをこちらの偉い方がチェックして、『違う違う、もっとこうして』となった時のために、ダメ出しを直す、その日までピクサーさんに抑えられていて…」とその厳重なスケジュール管理を冗談めかしつつ暴露。完成作については「厳しいアフレコと編集を経て見事に仕上がっておりまして、びっくりしました」と満足げで、アンドリュー監督も「本当に素晴らしかったよ」とその仕事ぶりを賞賛していた。
映画は7月16日から全国公開。
映画2025年11月6日
映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。 本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む
ドラマ2025年11月6日
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。 脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む
ドラマ2025年11月5日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む
ドラマ2025年11月5日
齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む
ドラマ2025年11月5日
夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む