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映画『ヒメアノ~ル』のジャパンプレミアが9日、東京都内で行われ、出演者の森田剛、濱田岳、ムロツヨシ、佐津川愛美と吉田恵輔監督が出席した。
古谷実氏のベストセラーコミックを映画化した本作で、ある事件をきっかけに欲望のままに無抵抗な相手を殺害していく快楽殺人者・森田を演じた森田は「ハードなシーンがたくさんあって、それをどう撮るのかなというのと、僕がどこまでやるのかなというところに興味が湧いた」と映画初主演のオファーを受けた理由を語った。
快楽殺人者という役どころには「良かった。もっと前だったら無理だったと思うし、この後でも多分(無理)。このタイミングで『ヒメアノ~ル』の森田という役を出来て良かったと思います」と語り、「撮影現場は本当に明るく、和気あいあいとした感じでした」と振り返った。
一方、ムロは「配役が決まった段階で台本をもらって、マネジャーから『森田さんと濱田さんが絶対この役はムロさんじゃないと嫌だと言っている』と聞いたんだけど」と切り出し、「怖かったから現場で聞けなくて、今聞いている」と恐る恐る尋ねた。
すると濱田は「それはよくやる大人のうそって感じじゃないかな」と答え、森田も「俺は全然誰でも良かった」と言い切り、落ち込むムロをよそに、会場は大きな笑いに包まれた。
本作は、第18回ウディネ映画祭のワールドプレミアでも上映された。森田と共に現地を訪れた吉田監督が「森田くんはストイックで欲がないイメージ。でもイタリアの映画祭に行ってちやほやされたのがうれしかったのか、(映画祭グッズの)物販コーナーに行ってマグカップを買っていて。そんなところもあるんだと知って(ギャップに)萌えました」と明かすと、森田も「いろいろTシャツやベルトも買ったかな」と照れ笑いを浮かべた。
また、濱田は台本通りに進む撮影のクライマックスのシーンでやっと森田と共演したといい、「それまで僕は楽しい撮影をしていたけど、森田さんは過酷な撮影。空き時間も多いからお互い無言でいるのもなと思って『気が滅入ったりしないんですか』と聞いたら、この作品の森田(の役のテンション)で『そりゃあ滅入りますよ』と言われて。とんだ軽口をたたいてしまったと思ってその時は膝が笑っていました。それぐらいビビった」と笑わせた。
映画は5月28日からTOHOシネマズ 新宿ほか全国公開。
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