哀川翔「呼ばれたらすぐ行っちゃう“人の良さ”を感じる」 「真田丸」の後藤又兵衛役に意気込み

2016年4月29日 / 18:14

トークショーを行った哀川翔

 NHK大河ドラマ「真田丸」に後藤又兵衛役での出演が決まっている哀川翔が29日、千葉県千葉市で開催された「ニコニコ超会議2016」のNHKブース「超・真田丸」に登場し、トークショーを行った。

 又兵衛は「大坂の陣」における真田信繁(堺雅人)の最大の理解者であり、強力な盟友という役どころ。撮影を控えた哀川は、観客の黄色い歓声を浴びながら「皆さんが『カッコいい』と言うとものすごくプレッシャーになりますが、一生懸命にやりますよ。(又兵衛)本人の気持ちも大切に、ファンの方もたくさんいる又兵衛を、目いっぱい演じたいと思います」と熱く意気込みを語った。

 この日、劇中の扮装で登場した哀川は「かぶとの“満月”は小ぶりなものからもっと大きい物までいろいろあったんですが、多数決でこれに決めました。よろいも色合いが3種類ぐらいあったんですが、最初に俺が『これを着る』って決めたんですよ。何となく、いぶし銀的なこれが目についてね。結構イケイケで、呼ばれたらすぐ行っちゃう又兵衛の“人の良さ”を感じるよろいで愛着を感じています」と語り、笑顔を見せた。

 哀川は「5月6日が又兵衛の命日。兵庫県の加西に墓参りに行って『ちょっとやらせてもらいますよ』と報告してきます。精神的なところから入らないとヤバイんじゃないかなと思って…」と明かした。このほかにも「まだこれからなんですが、又兵衛はやりの使い手なので、やりの練習。ならびに馬の練習。肉体的なものはやりと馬、これでいいでしょ!」と体力面での課題も語った。

 大河ドラマへの出演は約13年ぶりとなる哀川。「『琉球の風』、『武蔵 MUSASHI』ときて今回の『真田丸』。ものすごいスパンできてるよね」と笑いながらも「年齢を重ねるにつれて大河に対する思いが増してくるんですよ」としみじみ。今回は、猛将として知られる又兵衛を演じるが、「俺が戦国時代に生きていたらすぐ死んでいると思う。一番最初に(敵に)飛び込んで行きそうなんで」と語り、笑いを誘った。

 哀川は、ドラマ内での気になる人物を問われると「やっぱり草刈(正雄)さん演じる昌幸はちょっといいですよね。あの策士ぶりは。自分の子どもまでだますんですから、あれはすごい。あそこだったら俺も踊らされてみたいな」と回答。

 一方「もし本物の又兵衛に会えたら何を聞きたい?」という質問には、「何で九州に行ったのかを聞きたいね」と史実に触れながらも、大のカブトムシ好きとあり「単純に俺的には『好きなカブトムシ何だ?』って聞いてみたい」と笑わせた。


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