松田龍平、魚に感情移入「心打たれた」 「Nスペ」ナレーションを担当

2016年4月5日 / 18:36

 NHKスペシャル「大アマゾン 最後の秘境『第1集 伝説の怪魚と謎の大遡上』」完成試写会が5日、東京都内で行われ、ナレーションを務める俳優の松田龍平が登壇した。

 今回NHKのカメラが分け入ったのは“地球最後の秘境”ともいわれる世界最大の川、アマゾンの奥深く。第1集では、取材班が年に1度起きるという、数百万匹の魚が一斉に川をさかのぼる謎の大遡上をリサーチ。またそこで捉えた伝説の“怪魚”の姿も送る。

 初のナレーションに挑んだ松田は、「案内人があんまり得意なタイプではないので、僕にとってのチャレンジでもあったし、良い経験をさせていただきました」と充実の表情。

 収録にあたっては「どちらかと言えば(本来)観客側の僕が、(案内人としては)詳しくなければいけない。立ち位置が難しかったです」と苦労もあったようだが「まだ2集、3集…と収録が残っているので、また違うアプローチができたら」と意欲を見せていた

 一方、最も印象的だった映像として「大遡上」を挙げた松田。「あんまり魚に感情移入したことは無かったのですが、生きる力というか必死に川を遡っていく魚の姿に感動しました。魚って表情がない。それがまた心を打つといいますか…、それは僕も今回新たな発見でした」と笑わせた。

 ほかにも、デンキウナギが自ら発電する電気を使って捕食するシーンが印象的だったという松田は「電気で(小魚が)簡単にポトッて(動けなく)なるところがなんか…すごい電気なんだなと思って…」と驚きを表現。関係者から「克明な映像は世界初」と知らされると、あらためて「そんなにレアな映像だったんですね…。ちょっとプレッシャーですね…」と恐縮気味に話していた。

 最後に、今回の仕事で一番強く感じたことを問われた松田は「なんですかね。アマゾンには行きたくないなと…」とぶっちゃけ回答。「好奇心と同時にそこでの苛酷さには計り知れないものがあるので、そう簡単に行きたいとは言えない」としつつ「過酷なものほど自分を育ててくれるので、興味はもちろんあります」と語っていた。

 第1集はNHK総合で4月10日、午後9時~9時58分に放送。第2集「黄金に憑かれた者たち」は5月8日、午後9時~、第3集「追跡 伝説の巨大ザル」は6月12日、午後9時~、第4集「原初の人々 イゾラド」は7月放送予定。


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