『あぶ刑事』公開12日目で動員&興行前作超え 舘ひろし&柴田恭兵、「ファンの底力感じた」

2016年2月10日 / 22:03

ファンに感謝する舘ひろし(左)と柴田恭兵

 映画『さらば あぶない刑事』大ヒット御礼舞台あいさつが10日、東京都内で行われ、出演者の舘ひろし、柴田恭兵と村川透監督ほかが出席した。

 公開12日目のこの日、前作の『まだまだ あぶない刑事』が記録した観客動員数61万2000人、興行収入8.2億円を突破した。舘は「皆さんのおかげで大ヒットということになりました」と感謝を述べ、柴田も「あらためてあぶデカファンの底力、パワーを感じています。10年ぶりの映画を心待ちにしてくれていたんだと本当にうれしいです」と喜んだ。

 シリーズを通して共演する仲村トオルに大ヒットを報告したという柴田は「トオルくんは『僕がちょっと本気を出したらそうなりますよ』と言っていました。トオルくんが本気を出してくれたおかげでヒットしたと思っています」と明かして笑わせた。

 「最もあぶなかった撮影での出来事」を客席のファンから問われると、舘は「僕のせりふが4行以上あったことです」と茶目っ気たっぷりに語り、柴田も「舘さんが現場に女性を連れて来たことです」と続いた。また、柴田は“大下勇次”として「タカ、女に気を付けろ!」、舘は“鷹山敏樹”として「ずっと、走り続けてほしい」と互いに言葉を贈り合った。

 最後に、あらためて舘は「この作品に出合えて、柴田恭兵という俳優さんに出会えて、すごく刺激的ですごく幸せでした」と振り返り、柴田は「男性の方はいつかおじいちゃんになったら『おじいちゃんのライバルはタカとユージだったんだぜ』、女性の方は『私の初恋はタカとユージだったんだよ』とお孫さんに語り継いでいただけたら、タカとユージは永久に不滅です」とメッセージを送った。

(左から)村川透監督、舘ひろし、柴田恭兵

(左から)村川透監督、舘ひろし、柴田恭兵


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