中井貴一、念願かないユースケ&ピエールと共演 「ちょっと失敗したかな」

2016年1月27日 / 21:14

(左から)ピエール瀧、中井貴一、ユースケ・サンタマリア

 WOWOWの土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW きんぴか」完成披露試写会が27日、東京都内で行われ、出演者の中井貴一、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧が出席した。

 人気作家・浅田次郎氏の小説シリーズを初めてドラマ化したこの作品は、金よりも出世よりも“筋”を通して生きてきたがゆえに組織に裏切られた3人の悪党が集結し、彼らなりの方法で“筋”を通そうと奮闘する姿を描く。

 政治家の罪をかぶった元秘書役のユースケは「WOWOWのドラマでこれはいけるとなると、違うキャストで民放でドラマ化されたりしますよね」と切り出し、WOWOW版「下町ロケット」で三上博史が演じた役を阿部寛で再ドラマ化した例を挙げつつ「このドラマも、もしその時は同じメンツで。僕の役がココリコの田中直樹くんになるとかはやめて」と悲痛に叫んだ。

 政権に反旗をひるがえした元自衛官を演じる瀧もすぐさま話を合わせて「民放でドラマ化される時は、僕の役は照英さんでお願いします」と潔く託したものの、ユースケは「思った以上の作品ができあがりました。(シーズン)2、3、映画化…。ライフワークのようになったらまた2人と会える。それぐらい面白い現場でした」とあきらめず声を張り上げた。

 3人はほぼ初共演ながらこの日のステージ同様に撮影現場でも楽しく和気あいあいと過ごしたといい、昔かたぎで不器用なヤクザで主演を務める中井は「この2人と共演すること、実は僕が熱望したんです。2人とやりたいと言ってかなったキャスティングでした。ちょっと失敗したかな」と苦笑を浮かべた。

 最後はユースケの怒涛の勢いに中井が折れる形で、「こんなに疲れた舞台あいさつは初めて。今日こうして舞台あいさつを終わって分かったことがあります。たぶん地上波では佐藤浩市、照英、ココリコ田中君で放送されるだろうと思います。その節はそちらもよろしくお願いします」と締めくくって笑わせていた。

 ドラマは2月13日午後10時から毎週土曜オンエア(全5話)。

 


芸能ニュースNEWS

2026年ボートレース新CM発表会 マチダ教官役の町田啓太「ボートレースに関わる全ての方々が、本当に高い熱量を持って取り組まれていることを肌で感じています」

2025年12月22日

 2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。  一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む

「良いこと悪いこと」最終回 “真犯人”が明らかに 「考察が当たっていた人すごい」「いじめは殺人、立派な犯罪だ」

ドラマ2025年12月22日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の最終話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  「週刊アポロ」に、同級生の連続殺人事件で「ただ1人生き残ったいじめのリーダー格・A氏」として高木将 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」最終回 巧巳と眞希の恋が「はかなくて切ない」 「橋本将生くんの成長が見られた」「特別編が楽しみ」

ドラマ2025年12月20日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の最終話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

Willfriends

page top