中井貴一、ダビンチの素顔に迫る 「一番知りたいのは幸せだったかどうか」

2016年1月26日 / 19:01

ダビンチへの思いを語った中井貴一

 俳優の中井貴一が26日、東京都内で行われたBS-TBS開局15周年特別企画「中井貴一のヨーロッパ大紀行~天才ダ・ヴィンチからの挑戦状」の囲み取材会に出席した。

 死後500年近くがたちながら、今も人々を魅了してやまないダビンチの作品群。番組では“万能の天才”と呼ばれるダビンチの素顔を求めて、ナビゲーターの中井がヨーロッパを旅する。

 ダビンチとの出会いを問われた中井は「20代後半に仕事でヨーロッパに行った時。ルーブル美術館に行くと、ある絵の前ですごい人だかりができていた。全然予備知識もないまま行ったので、何だこの人だかり…と思っていたらそれがモナ・リザだった」と振り返る。

 また、ダビンチにまつわる新発見は毎年続々と発表されており、中井も「ダビンチの作品というより、何でこの人は今でも語り継がれるような謎を残したのか、残せたのか…ということに興味がある」と語った。

 さらに「実はみんなが『モナ・リザはいいよね』と言うから“いいんだろうな”と思っている人が大半だと思う。俺もその中の一人。『すげえーっ』て言っているけど、何がすげーのか分かっていない」と笑いを誘い「今までの番組は、モナ・リザはすごいという前提で始まったけど、今回は違う。よく分からない、何がいいの?というところから始まる番組にしたい」と意気込みを語った。

 今後行われる約2週間のロケでは、ダビンチの研究者や、彼にまつわる人物など15人に中井がインタビューを実施する予定。中井は「一番知りたいのは科学的なことよりも、ダビンチは幸せだったのかなということ。これだけ後世に名を残しているけど、その時代に生きて、純粋に人としてどうだったのか。(インタビューでは)研究されてきた人に『どうだったと思います?』と聞いてみたい。答えるのに苦しまれると思いますが…」と期待に胸を膨らませていた。


芸能ニュースNEWS

長尾謙杜&山田杏奈がW主演 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶

映画2025年11月6日

 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」

ドラマ2025年11月6日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top