佐藤健、特殊メークで指を伸ばす 「勝たねばならない勝負作」と一人二役

2016年1月20日 / 19:11

 映画『世界から猫が消えたなら』完成報告会が20日、東京都内で行われ、主演を務める佐藤健、永井聡監督、原作者の川村元気氏ほかが出席した。

 一人暮らしのために実家を出るまでの17年間、ずっと猫のいる家庭で育ったという佐藤は、「もし世界に猫がいなかったら、今とはまったく違った人格になっているのではないかと思います」と思い入れを語り、「素晴らしい映画ができあがり、僕のキャリアとしても勝たねばならない勝負作となりました」と熱い意気込みを見せた。

 川村氏はこれまで映画プロデューサーとして数々の作品に携わっていることから「映画で表現できることと小説で表現できることは違う」と気付いたことをもとに原作を執筆したといい、「映画になることをまったく想定しないで書いたものがこういう形になって正直戸惑っているのですが、素晴らしい映画にしてくれたと思って感無量です」と喜んだ。

 キャスティングについては川村氏が「シリアスとコミカルを両方できる俳優を想像したとき、佐藤健くんしか思い当たらなかった」とラブコールを送った。以前に原作の小説を読んでいたという佐藤は「主人公は魅力的だけど、映画化されても自分(の役)じゃないなと、若干残念に思いながら読んでいた」と、自身にとっては驚きのオファーだったと明かした。

 劇中では内向的な“僕”と高圧的な“悪魔”という二役に初挑戦しており、「すごく難しい役であることは明らかなので、チャンスとピンチが同時に来たと思いました」と振り返った。「二役やる時って、俳優はやりたがりすぎちゃうんですよ。もし監督に、好きにやっていいよと野放しにされていたら、ひどい映画になっていたと思う」と苦笑交じりに安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 “悪魔”役では「悪魔は特殊メークでしょう?と監督に言ったら『そういう感じじゃないんですよね』とすごく引かれた」と振り返った。その結果、特殊メークで指を1.5センチほど伸ばすという程度に落ち着いたといい、「特殊メークがすごくしたかったんだけど、どんどん削られていって最後に指だけ残った。でも恥ずかしいので、指の話は隠すことにします」と控えめに語った。

 また、かつての恋人役として共演した宮崎あおいについて現場でのエピソードを問われると「あおいちゃんの待ち時間の過ごし方ですが、僕と2人で待合室にいる時の95%、彼女は縫い物をしています。それがすごく上手で、プロレベルでいろいろ作っていました。しゃべりかけるなということですかね」と笑いを誘った。

 映画は5月14日から全国東宝系にてロードショー。

(左から)市川南氏、春名慶氏、佐藤健、永井聡監督、川村元気氏

(左から)市川南氏、春名慶氏、佐藤健、永井聡監督、川村元気氏

 


芸能ニュースNEWS

『モアナと伝説の海』ジャパンプレミア ドウェイン・ジョンソンの神対応に涙するファンも

映画2026年7月21日

 映画『モアナと伝説の海』ジャパンプレミア モア夏祭り・ブルーカーペットイベントが20日、東京都内で行われ、出演者のキャサリン・ランガイア、ドウェイン・ジョンソン、日本版声優のTSUZUMI、尾上松也が登壇した。   会場となった恵比寿ガー … 続きを読む

「GTO」“鬼塚”反町隆史と“あずさ”松嶋菜々子の冒頭シーンに反響 「リアル夫婦にニヤニヤした」「自宅のシーンがリアル」

ドラマ2026年7月21日

 反町隆史が主演するドラマ「GTO」(カンテレ・フジテレビ系)の第1話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、1998年に放送されて人気を博した学園ドラマ「GTO」が28年ぶりに連続ドラマとして復活。50代になった … 続きを読む

「一次元の挿し木」“悠”山田涼介と“牛尾”吉原光夫が対峙 「悠、ちゃぽん男から逃げて」「水の音が恐怖」

ドラマ2026年7月20日

 山田涼介が主演するドラマ「一次元の挿し木」(読売テレビ・日本テレビ系)の第3話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、松下龍之介氏の同名小説が原作。ヒマラヤ山中で発掘された200年前の人骨が、失踪した妹のDNAと … 続きを読む

「ラストノート」“葵”内田有紀と“澄晴”寺西拓人が思惑を抱えたデートへ 「澄晴はもう葵さんのこと好きじゃん」「優子は服装もお化粧も怖い」

ドラマ2026年7月17日

 内田有紀と寺西拓人がダブル主演するドラマ「ラストノート」(フジテレビ系)の第2話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、環境も積み重ねてきた人生も全く違う、交わるはずのなかった歳の差の男女が静かに引かれ合い、人生 … 続きを読む

「今夜もシリアルキラーと待ち合わせ」「横山裕がおじさん呼ばわりされてて笑う」「シリアルキラーの本当の狙いがまだ見えないので続きが気になる」

ドラマ2026年7月16日

 「今夜もシリアルキラーと待ち合わせ」(関西テレビ/フジテレビ系)の第3話が15日に放送された。  本作は、警察の正義よりも復讐(ふくしゅう)を優先し、秘密の共犯関係を結んだ一匹おおかみの刑事・磯貝(横山裕)と第六感女子ヒナタ(関水渚)の物 … 続きを読む

page top