宮沢りえ、猿之助との初共演に意気込み 「“惜しまない表現”を目指す」

2016年1月6日 / 18:08

市川猿之助(左)と宮沢りえ

 蜷川幸雄氏演出の舞台「元禄港歌-千年の恋の森-」のフォトコール取材会が6日、東京都内で行われ、出演者の市川猿之助、宮沢りえ、段田安則、鈴木杏、高橋一生ほかが登場した。

 1980年に初演された本舞台は、活気あふれる元禄時代、大店の筑前屋を舞台に、結ばれない男女、悲しい秘密を背負った親子の姿を描く。盲目の女芸人、初音を宮沢が演じ、初音を娘として育てた糸栄を猿之助が演じる。

 この日は、キャストが文書でコメントを発表した。猿之助は「糸栄という役は、白いキツネが化けたような、どこか非現実的な幻想的な存在です。だから女形なのだと。女形という特異性が役の特異性に呼応しているように感じています。とても若々しい(笑)段田さんにも助けていただいていますし、宮沢りえさんとは初共演とは思えないぐらい打ち解けて、とてもよい座組になっています」と語った。

 宮沢も「伝統を重んじて芝居をされてきた猿之助さんとの共演はたくさんの収穫がありました。いただいた種に水をまき、自分なりの花を咲かせていきたいと思います」とコメントした。

 さらに「初音の『罪深く生まれてきたとも知らいで、あなたと逢うてしもうた』というせりふがとても好きです。生まれながらの罪をしっかり受け止めて、それでも愛することを止めない女。自分の存在をさげすみ、原罪を受け止め、でもあふれ出る思いに揺れる。その姿にものすごく色気を感じます。今回は“惜しまない表現”を目指します!」と意気込みを語っている。

 舞台は7日から31日まで都内、Bunkamura シアターコクーン、2月6日~14日まで大阪、シアターBRAVA!で上演。


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