宮沢りえ「欲深く生きている自分が恥ずかしい」 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を朗読

2015年11月16日 / 16:47

朗読の魅力について語った宮沢りえ

 オーディオエンターテインメントサービス「Audible」のプレス発表会「Audible パブリック リーディング―物語に耳を澄まそう」が16日、東京都内で行われ、女優の宮沢りえ、コピーライターの糸井重里氏、イラストレーターのエドツワキ氏が出席した。

 同サービスでは幅広いジャンルの本やオーディオエンターテインメントを、アプリで聴くことができる。イベントでは宮沢賢治の「雨ニモマケズ」をイメージしたエド氏のライブペインティングをバックに、宮沢が詩の朗読を披露した。

 朗読後にはトークショーも行われ、久しぶりに同詩を読んだという宮沢は「カタカナではなく平仮名で書いてある原稿を読んだ時に、胸が熱くなって泣きそうになってしまいました。今、いっぱい物や情報があふれている中で、とても欲深く生きている自分が恥ずかしくなって、キュンってしました」と明かした。

 朗読という表現については「力を抜いて声を発する、言霊というものにするには、立って身振り手振りをする以上に一言一言にエネルギーを大切に注がないといけないと思っていますので、精神を整える事は意識しています」と女優業との違い述べた。

 エド氏から「声がセクシー」と褒められた宮沢は「読んでいる時に後ろから筆が紙をなぞる音がしてきて、とても官能的でいいものだと思いました」とイラストと朗読のコラボレーションを楽しんだ様子だった。

 また、朗読の魅力について宮沢は母から娘へ行う読み聞かせを例に挙げ「耳から物語が入ってくる楽しさは子どもの時に一番経験していると思います。それを大人になってできるのはちょっといいなって思います」とアピールした。

糸井重里氏(左)と宮沢りえ

糸井重里氏(左)と宮沢りえ

 


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」最終回 連続不審死事件の犯人が明らかに 「週刊誌の印象が変わった」「『週刊千石』の面々に会えないのは寂しい」

ドラマ2025年12月24日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」最終話で“衝撃の事実”が判明 「タイトルをくつがえす展開」「沙織が最後まで強くてMVP」

ドラマ2025年12月24日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「樹(草なぎ剛)の優しさが全部包んでいった」「陸くんのその後が気になった」

ドラマ2025年12月23日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話(最終話)が、22日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社 … 続きを読む

天海祐希が「劇場版キントリ」出演の2人に生取り調べ! 佐々木蔵之介「天海さんはいつも頼もしい」石丸幹二「撮影が終わったとき、発熱」『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベント

映画2025年12月23日

 12月22日、東京都内の六本木ヒルズアリーナで、12月26日から公開となる『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベントが行われ、出演者の天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向 … 続きを読む

2026年ボートレース新CM発表会 マチダ教官役の町田啓太「ボートレースに関わる全ての方々が、本当に高い熱量を持って取り組まれていることを肌で感じています」

2025年12月22日

 2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。  一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む

Willfriends

page top