笑福亭鶴瓶、大阪弁に大苦戦 「触角切られた昆虫みたいや」

2015年11月12日 / 20:30

ハプニングを乗り越えアフレコを行った笑福亭鶴瓶(右)と木村文乃

 映画『シーズンズ 2万年の地球旅行』アフレコ取材が12日、東京都内で行われ、日本語ナレーションを務める笑福亭鶴瓶、木村文乃が出席した。

 この作品は、地球の主人公・野生生物の目線で捉えた2万年の物語をドラマチックに描いたネイチャー・ドキュメンタリー。マスコミに向けてのアフレコでは、鶴瓶の番になって機材トラブルが起こるなどのハプニングもあり、「俺の時だけどうなってん。本番の時もあったよね。いじめられてんの?」と笑いを誘った。

 木村は「この(役者の)仕事をやると決めてからずっと憧れていた仕事でした。こんなに素敵で大きいチャンスをいただいて、自分なりに準備してきたけどまさかのイントネーションで苦労するという…」と振り返り、「標準語圏で育っているのに、意外と動物の名前が難しかったです。標準語を意識したことがなく、自由に話していたので」と語った。

 これには鶴瓶も「大阪弁でいいと言うのに、動物の名前、学術用語は大阪弁じゃダメ。いつも台本なんか真っ白なのにぐちゃぐちゃですもん。苦労しましたね」と大きくうなずいて同意した。アフレコでは監督と演出との間で6時間に及ぶバトルが繰り広げられたといい、「その前に3つ仕事をしてきて最後がアフレコで、頭が破裂しそうになった。油断すると次の大阪弁がおかしくなってしまう。触角を切られた昆虫みたいになってましたよ」と明かした。

 苦労の末完成した作品について、鶴瓶は「年齢関係なく見てほしい。子どもらは言葉は関係なく動物の動きを楽しめますからね」とアピールし、木村も「動物というものに対して固定概念のない若い人にこそ見てほしい。師匠のナレーションが優しく寄り添ってくれて、最後に希望のある作品です」と呼びかけた。

 映画は来年1月15日からTOHOシネマズ日劇ほか全国拡大ロードショー。

マスコミ向けにアフレコを行った笑福亭鶴瓶、木村文乃

マスコミ向けにアフレコを行った笑福亭鶴瓶、木村文乃


芸能ニュースNEWS

「愛の、がっこう。」“愛実”木村文乃が漢字を教えるシーンに反響 ラウールは「ホスト役がハマり過ぎ」「当たり役」

ドラマ2025年7月11日

 木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第1話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む

吸血鬼×ピュアボーイのBL(ブラッディ・ラブ)コメディー Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」を9月に上演

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今年、TVアニメ化や映画化もされた話題の漫画『ババンババンバンバンパイア』が、今度は舞台化決定。Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」が、9月20日(土)~9月25日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールCで上演さ … 続きを読む

今秋上演するReading Musical「BEASTARS」episode 1のビジュアルを発表&原作・板垣巴留からのメッセージが到着

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今秋9月~10月にかけて東京と大阪で上演するメインビジュアルと全キャラクターのビジュアルが発表された。  板垣巴留原作の『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞 2018」第1位にはじまり、 主要 … 続きを読む

「ちはやふる-めぐり-」「めぐる(當真あみ)のこれからの成長が楽しみ」「千早(広瀬すず)や奏(上白石萌音)が顧問として登場するのが胸アツ」

ドラマ2025年7月10日

 「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系)の第1話が、9日に放送された。  本作は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀氏と共に紡ぐオリジナルストーリー。競技かるたに青春を懸ける高校生たちの姿を熱く描く。(*以下、ネタバレ … 続きを読む

磯村勇斗、稲垣吾郎の初日の撮影シーンに感嘆 「僕の中でより大スターになりました」

ドラマ2025年7月9日

 ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」の制作発表会見が9日、東京都内で行われ、出演者の磯村勇斗、堀田真由が登場した。  本作は、独特の感性を持つがゆえに人生にも仕事にも臆病だった弁護士(磯村)が、少子化による共学化で揺れる私立高校に「 … 続きを読む

Willfriends

page top