仲代達矢、主演時代劇に「涙を流しました」 原田美枝子とは30年ぶりの再会

2015年10月8日 / 21:43

(左から)原田美枝子、仲代達矢、桜庭ななみ

 オリジナル時代劇「藤沢周平 新ドラマシリーズ『果し合い』」完成披露試写会が8日、東京都内で行われ、出演者の仲代達矢、桜庭ななみ、柳下大、原田美枝子、杉田成道監督が出席した。

 このドラマは、時代劇専門チャンネルがスカパー!、BSフジとタッグを組み、作家・藤沢周平が残した数々の小説の中から珠玉の4作品を映像化。その第1弾となる「果し合い」は、愛のために身を捨てる、老いた下級武士の物語。

 甥の娘・美也(桜庭)の窮地を救うため、再び刀を抜くこととなる主人公・庄司左之助を演じた仲代は、この日2階席で試写を鑑賞したといい「この作品が素晴らしいのか、歳のせいか、涙を流してしまいました」と告白。あらためて「80を過ぎて、こんな大事な役をやらせてもらえるとは本当に幸せ者です」と喜びをかみしめた。

 また、黒澤映画『乱』以来、約30年ぶりに仲代と“再会”したという原田は「仲代さんが出ると聞いて、絶対にすごい映画になると思った。仲代さんが何十年も俳優としてやってきた歴史があるからこそ出来た作品。あらためて尊敬しました」としみじみとコメント。一方で、演じたのは左之助を厄介者扱いする美也の母親役とあって「私は意地悪でしたけれども…」と申し訳なさそうに付け加えた。

 これに仲代は、「『乱』では、(役で)彼女にさんざんいじめられましたが、今回も多少いじめられましたね」と苦笑いで応じつつ、「『乱』の時も今回も彼女の演技は素晴らしかった」と賞賛。原田は「30年前は親のかたき役だったので、一言も口を聞かなかったけど、今回も仲が悪いながらに、黒澤組を通ってきた仲間に会えてうれしかったです」と笑顔を見せていた。 

 新ドラマシリーズ「果し合い」は10月31日、BSスカパー!で午後3時および午後7時から放送。


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