勘九郎&七之助「父も喜んでいると思います」 赤坂大歌舞伎が開幕

2015年9月7日 / 19:05

(前列左から)片岡亀蔵、中村七之助、中村勘九郎、坂東彌十郎、(後列左から)中村鶴松、坂東新悟、中村国生

 「赤坂大歌舞伎」の初日公演前囲み取材が7日、東京都内の赤坂ACTシアターで行われ、中村勘九郎、中村七之助、坂東新悟、中村国生、中村鶴松、片岡亀蔵、坂東彌十郎が出席した。

 2008年9月に十八世中村勘三郎の「芸能の街・赤坂で歌舞伎を!」の一言で始まった本公演は、13年には勘三郎の遺志を継ぎ、勘九郎と七之助兄弟を中心に開かれた。4回目となる今年は勘九郎が舞踊「操り三番叟」、七之助が主要人物の七役を演じる「於染久松色読販 お染の七役」を披露する。

 勘九郎は「稽古でやれることはすべてやりました。あとはお客さまに見てもらうだけ。初めて歌舞伎をご覧になるお客さまもたくさんいらっしゃると思いますが、とてもアクティブでコミカルな演目なので楽しんでもらえると思います」とアピールした。

 七之助は「うちの父が残してくれた財産の一つなので、父の魂を受け継いで一生懸命やりたい。今日の初日は7日ですが“7”のつく日は特別サービス。(この場にいるのも7人と)トリプルセブンで縁起がいいので、どんどん大当たりにしていきたい」と意気込みを語った。

 また、勘九郎は「ACTシアターで(本公演の前に)劇団☆新感線が35周年で公演をやっていてロックが流れていたんです。その次に三味線が流れることを父も喜んでいると思います。ずっとそういうところでやりたいと言っていたので」と感慨深げに語った。

 舞台は都内、赤坂ACTシアターで25日まで上演。


芸能ニュースNEWS

「ひと夏の共犯者」“巧巳”橋本将生と“水川”丈太郎のシーンに反響 「迫真の演技」「『ずっと親友だと思ってるよ』は泣く」

ドラマ2025年11月9日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第6話が、7日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活を … 続きを読む

「コーチ」「向井さん(唐沢寿明)のあの静かな迫力は癖になる」「刑事ドラマでコーチ?って思ったけど、なるほどだった」

ドラマ2025年11月9日

 「コーチ」(テレビ東京系)の第4話が、7日に放送された。  本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人間としても成 … 続きを読む

長尾謙杜&山田杏奈がW主演 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶

映画2025年11月6日

 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」

ドラマ2025年11月6日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

Willfriends

page top