「監督が1人で書いた絵コンテが形に・・・」宮崎あおい 映画『バケモノの子』大ヒット記念あいさつ

2015年7月29日 / 13:50

(左から)細田守監督、宮崎あおい、染谷将太

 映画『バケモノの子』の大ヒット記念・渋谷凱旋(がいせん)舞台あいさつが29日、東京都内で行われ、声優を務めた宮崎あおい、染谷将太、細田守監督が出席した。

 この映画は、バケモノと少年・九太の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちのすむ異世界での修業と冒険や、リアルな渋谷の街を舞台にしたアクションなどを描く冒険活劇。宮崎は九太の少年期、染谷は青年期の声を演じた。

 細田監督と『おおかみこどもの雨と雪』に続いてタッグを組んだ宮崎は、今回アニメーションを制作した「スタジオ地図」を見学して、「アニメが作られる過程を初めて見ました。監督が1人で描いた500枚もの絵コンテがそこで形にされていって…」と感激した様子。

 そんな宮崎から「たくさんある工程の中で何が一番大変ですか?」と質問された監督は「企画ですね。どんな内容なら面白いか、お客さんと気持ちを共有できるのか、手掛かりが何もない中(題材を)一個に決めるのが本当に大変」と苦労を吐露。一方で「やはり映画は1人ではできない。才能あるスタッフ、素晴らしいキャストに恵まれて、1人で考えていたことがちっぽけに思えるぐらい作品が広がっていく、その姿を見るとワクワクします」と映画作りの醍醐味(だいごみ)を語った。

 また染谷から「アフレコの演出で一番大切にしていることは?」と尋ねられた田監督は「染谷君はすごく勘のいい人で、この場面で九太ってどんな声を出すのかな、というところでの幅とチョイスが面白い。あおいさんもすごい表現者で僕につくる楽しみをもたらしてくれた」とあらためて2人を絶賛。「答えになってないな…」と笑う監督に、染谷も「すてきなうれしい話です」とはにかんだ表情を見せた。


芸能ニュースNEWS

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

「あのクズを殴ってやりたいんだ」「腹筋キスはやば過ぎた」「奈緒ちゃんのボクシングすご過ぎ!」

ドラマ2024年11月20日

 ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第7話が、19日に放送された。  本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメ … 続きを読む

Willfriends

page top