東京国際映画祭フェスティバル・ミューズに中谷美紀 映画祭の“顔”として「何か貢献できたら」

2014年9月30日 / 16:02

 (左から)吉田大八監督、中谷美紀、椎名保東京国際映画祭ディレクター・ジェネラル

 「第27回東京国際映画祭」ラインナップ発表会が30日、東京都内で行われ、ゲストとしてフェスティバル・ミューズを務める中谷美紀、コンペティション部門出品作品『紙の月』の吉田大八監督ほかが出席した。

 映画祭の“顔”となる中谷は「映画人として、映画ファンとして参加させていただけたら。また、映画を愛する者として、日本の東京に住む者として何か貢献できたらと思っています。映画人と一般のお客さまとの交流の場でもあるので、ぜひ交流を深めていきたいです」と意気込みを語った。

 これまでも映画祭にはたびたび出席してきた中谷だが「いまだにコンペティション部門出品作品に出演したことがないんです。吉田監督のように、コンペ作品を持ってレッドカーペットを歩くのが夢です」と語った。

 コンペティション部門は、予備審査を経た15作品の上映が決定。日本から唯一の出品となった宮沢りえ主演の『紙の月』を手掛けた吉田監督は「勝負事は嫌いではないので、自分事として映画祭を楽しめそうでどきどきわくわくしています」と率直な心境を語った。

 映画祭は10月23日~31日まで都内、六本木ヒルズほかで開催。各賞はクロージングセレモニーで発表される。


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