映画「外事警察 その男に騙されるな」の初日舞台あいさつが2日、東京都内で行われ、出演の渡部篤郎、真木よう子、尾野真千子、堀切園健太郎監督が登壇した。
本作は、国際テロを防ぐために組織された外事警察こと警視庁公安部外事課の活躍を描く。
渡部は「大変な思いをして作ったので、こうして皆さんに見ていただいて満足してます」と笑顔であいさつ。また、ロケ地となった韓国での公開が今秋に決定したことを受けて、「KARAに会います。うそ、うそ。うれしいです。(一緒に仕事をした)韓国の俳優やスタッフの方も喜んでくれると思います」と語った。
一方、それぞれの良さについて聞かれた尾野と真木。尾野は真木の「魅力的なところ」と語ったが、真木は尾野を「関西のおっさんみたいなところ」と称して、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
また、6月2日は、織田信長が明智光秀に裏切られ、本能寺の変が起きた日ということで、登壇者は“裏切りトーク”を繰り広げたが、最後に渡部が「争いごとは、すべて憎しみの連鎖から生まれる。それを断ち切るのは、人を信じることだと思う。そういうことをこの作品を通じて伝えられたらうれしい」と締めくくった。
映画は6月2日全国公開。