ミュージカル「ミス・サイゴン」の制作発表が9日、東京都内で行われ、出演者の市村正親、笹本玲奈、山崎育三郎らが登場した。
本作は、スケールの大きな舞台装置が必要なことから“日本では帝劇以外での上演は不可能”といわれてきたが、今回は新演出バージョンとしてすべてのセクションを刷新し、全国11都市で上演することになった。
初演から出演している市村は、「今回は日本全国を回れるということで、やる方もドキドキしている。僕の役は本当に楽しくて何回やっても飽きない。ただ20年前は週に1回でよかったマッサージが、今では3回ぐらいやらないと持たなくなってきた」と笑わせた。
一方、初参加となった山崎は、「子どものときから憧れていた作品なので本当にうれしい。軍服が似合うように今から筋トレして、マッチョマンになりたい」と意気込みを語った。
本作は、7月6日から東京・めぐろパーシモンホールを皮切りに全国11都市で上演予定。