野村萬斎、香川照之の芝居に感銘 「これぐらいのテンションでくるのか!」

2019年1月17日 / 11:09

撮影を振り返った(左から)藤森慎吾、及川光博、野村萬斎、香川照之、北大路欣也

 映画『七つの会議』の完成報告会見が16日、東京都内で行われ、出演者の野村萬斎、香川照之、及川光博、音尾琢真、藤森慎吾、朝倉あき、吉田羊、世良公則、鹿賀丈史、北大路欣也と福澤克雄監督が登壇した。

 本作は、池井戸潤氏の同名小説を映画化したサスペンス。物語の舞台、中堅メーカーの社内で起きたパワハラ騒動をきっかけに、そこに隠された謎があぶり出され、会社の存在が大きく揺らいでいく。

 「居眠りハッカク」と呼ばれる“ぐうたら社員”八角民夫を演じた萬斎は、「サラリーマン役がやっと回ってきた!という喜びも束の間、なんだ、ぐうたら社員か…と。僕自身結構ぐうたらなので、役に入りやすかったです」と苦笑しながら振り返った。

 結果第一主義のモーレツ管理職役を演じるのが香川。萬斎は「僕は福澤組では新参者ですが、これぐらいのテンションでくるのかと、香川さんには身を切って演じる良い手本を示してもらった。それ以降の僕の身の振り方もあれで決まった」と福澤組常連の香川に感謝の気持ちを伝えた。

 そんな香川は、「萬斎さんは自分のことを“ぐうたら”と言っているけど、常に姿勢が良くいらっしゃる。若い頃からこの姿勢なのでしょう。萬斎さんにとって一番キツい姿勢はグゥ~という(居眠りの)姿勢だったのでは? あれをやった翌日は全身が筋肉痛だったんじゃないかな」と笑わせた。

 また香川は「福澤監督はスピードが好きな方なので、僕はせりふを(相手に)かぶせることを心掛けていた」とこだわりを披露。及川が「僕のせりふがあと2行残っているのに言わせてもらえなかった」と嘆くと、香川は、「同時に言うのが好き。客は何を言ってるかわからないけど、けんかしているのは伝わる。そうすると5ページぐらいの台本が3ページくらいに縮まるでしょ」とニヤリとしていた。

 映画は2月1日から公開。

映画『七つの会議』完成報告会見で登壇した出演者たち


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」事件班が総出で“連続不審死事件”の真相に迫る 「ニコちゃんが優し過ぎて怪しい」「まだまだ謎が多い」

ドラマ2025年12月3日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛は最強過ぎるモンスター 「レイコは勝てるのか」「優奈の夫とはどういう関係?」

ドラマ2025年12月3日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「新東京水上警察」“碇”佐藤隆太、“礼子”山下美月の好意に気付く!? 「碇さん、自分に向けられる好意には鈍い系?」

ドラマ2025年12月3日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「じゃあつく」ラストの“勝男”竹内涼真の思いに反響 「今なら最強のカップル」「ハッピーエンドになってほしい」

ドラマ2025年12月3日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「来た! 岡田将生の闇落ち演技」「すごみが増してきた。もう“ちょっとだけ”どころじゃない」

ドラマ2025年12月3日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第7話が、2日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top