ミュージカル「赤毛のアン」の新キャスト発表会が1日、東京都内で行われ、主人公アン・シャーリー役の神田沙也加とアンの親友ダイアナ・バリー役の高橋愛が登場した。
初演から10年目を迎える本作は、脚本・演出ともにリニューアルし、アンとダイアナの運命的な出会いや、深い友情に焦点を置き、新たなエピソードも盛り込むという。
神田は「ミュージカルって本当に生身の人間が目の前で歌って踊っていて、すごくエネルギーをもらえるじゃないですか。今だからこそ、1人でも多くの皆さんにこの『赤毛のアン』を見ていただいて、エネルギーを差し上げたいですし、感じていただけたらいいなと思っています」と意欲を見せた。
高橋も「全公演無料招待ということで、1人でも多くの方に来ていただいて、少しでも元気になってもらえたらなと思って、稽古に挑みたいと思います」と意気込んだ。
幼少期にどんな場所で遊んでいたかとの質問に神田は「母親が仕事現場に連れて行ってくれて、そこでたくさんの大人のスタッフ方に遊んでいただいたりしていました」と思い出を告白。コメントに出た母親の松田聖子からは、今回の仕事について「責任感を持ってやりなさいと言っていました」とアドバイスされたことを明かした。
イベント終了後の囲み取材で、父親の神田正輝の恋愛問題について質問が飛んだが、コメントは避けた。
本作は、8月12日~22日、北海道を皮切りに、全国主要8都市で公演。