【2.5次元】『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Night of Blossoming Stars~ 松村泰一郎&谷水力インタビュー「トリスタがいてこそ『あんステ』だと思ってもらえる作品を」

2019年12月26日 / 12:00

 ダウンロード数300万を突破するスマートフォン向けゲームアプリ「あんさんぶるスターズ!」を原作とした、舞台版『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Night of Blossoming Stars~が12月28日に開幕する。それぞれのユニットに焦点を当てたスピンオフ作品となる“エクストラ・ステージ”である本作は、【DDD】で勝利をつかんだ「Trickstar」のメンバーたちの過去と現在、そして「Switch」との交流を描く。「Trickstar」の遊木真役の松村泰一郎と衣更真緒役の谷水力に本シリーズへの思いを聞いた。

遊木真役の松村泰一郎(左)と衣更真緒役の谷水力 (C) 2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会

-2018年のライブ「あんステフェスティバル」以来の「あんステ」出演になります。公演が決まったお気持ちを教えてください。

松村  “エクストラ・ステージ”に出演すること自体が初めてだったので、やっとできるといううれしい思いと、「ここで一歩進化したい」という燃える思いがありました。

谷水 “エクストラ・ステージ”を「Trickstar」(以下、トリスタ)で上演するのは今回が初めてなのですが、僕もずっとやりたいと思っていたので、素直にうれしかったです。

松村 今回、トリスタとして久しぶりにステージに立ちますが、お客さんにトリスタがいてこそ「あんステ」だと思ってもらえる作品が作れればいいなと思っています。

-現在(取材当時)、稽古中ですが、「これぞ『あんステ』」だと思ってもらえるような手応えは感じていますか。

谷水 正直、手応えはまだ分かりませんが…ワイワイと楽しんでいるのがトリスタらしいと思っていますし、今現在、ダンスも歌の稽古も、そういったトリスタらしい空気感が出ていると思うので、それがお客さんに伝わればいいなと思います。

松村 トリスタの4人が集まると、自然とそんな空気になるよね。誰よりも僕たちが、「これだよな!」っていう思いを持ちながら、今、稽古に励んでいます。

-久しぶりに4人で集まって、以前との違いを感じることはありましたか。

松村 共演4作目にして、谷水力くんとさらに仲良くなりました(笑)。特にきっかけがあったわけでもないんですが、気づいたら一緒にいる(笑)。

谷水 (松村は)僕の10歳年上なんですよ。でも、気づいたら仲良しで、お酒を一緒に飲みに行く機会も増えました。

松村 第1弾の頃はお酒飲めなかったもんね。

谷水 そう、最初に出演したときは、僕、18歳だったから。

松村 お酒が飲めるようになって、一緒に飲みに行けるっていうのも大きいかもね。それから、4人でいるときの空気感が柔らかくなったような気はする。シンプルな言い方をしてしまえば、仲良くなった。でも、その空気感はお客さんにも絶対に伝わるものだと思いますし、決して悪いことではないと思っています。

-お二人は、2016年に上演された第1弾公演の『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』から本シリーズに出演されていますが、初めて出演が決まったときはどんな気持ちでしたか。

谷水 まず、とにかくうれしかったです。原作ゲームはもともと、知っていたんですよ。僕の姉が大好きだったので、その姉に連れられてコラボカフェにも行ったことがありました。なので、決まったときは、姉もすごく驚いていました(笑)。ただ、僕にとって初舞台でしたし、それまでお芝居に触れる機会がそんなに多くもなかったので、高揚感と一緒に不安も大きかったです。稽古でどんなことをやるのかも分かりませんでしたから。

松村 僕は、当時28歳という年齢だったこともあり、2.5次元作品のお話を頂くことはもうないかなと思っていたタイミングでした。なので、このお話を頂いて、最後のつもりでもう一回、やってみようと思って、腹をくくって出演を決めました。そこから、さまざまな出会いもあり、僕にとって今は大事な作品になっています。

-「アイドル」という役どころを演じることに関しては、当時、どのような思いがありましたか。

谷水 正直なところ、何から手をつけていいのか分かりませんでした。お芝居だけじゃなく、歌もダンスもやらなければいけないのですが、僕はどれもやったことがなかったので、どうしようって。とりあえず、歌稽古があれば歌を、ダンス稽古があればダンスを、と目の前のことを必死にやっていました。

松村 僕も、勉強しました。アイドルの方たちのライブ映像を見たりしました。そういう意味では、勉強しなければならないことは多かったですが、それも役作りの一環だと思っていたので、アイドルだから特別という気持ちはなかったです。

 
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