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シリーズ累計発行部数2100万部を超える、集英社『週刊少年ジャンプ』で2014年から連載中の堀越耕平による大人気漫画「僕のヒーローアカデミア」が「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stage(以下、ヒロステ)と題して舞台化される。本作は、2016年にはアニメ化、2018年夏には映画化され、日本のみならず海外でも爆発的な人気を誇る作品だ。主人公の緑谷出久(みどりや・いずく)役の田村心、爆豪勝己(ばくごう・かつき)役の小林亮太、飯田天哉(いいだ・てんや)役の猪野広樹、轟焦凍(とどろき・しょうと)役の北村諒に公演への思い、そしてそろって出演した2.5Dオフィシャル番組「What’s 2.5D?」の収録への意気込みを聞いた。
田村 もともと原作を読んでいたということもあって、すごくうれしかったです。出演が発表されてからは役者仲間だけじゃなく、学生のときの友達からも連絡が来て(笑)、本当にすごい作品に出演するんだなと思いました。
田村 この作品はオーディションだったのですが、自分が演じるとしたらデクかなとは思ってたんです。自分とリンクする部分も多いキャラクターだったので。ただ、多くの俳優さんがやりたいとおっしゃっている作品で、デクを演じたいと思っている方が多いことも知っていたので、プレッシャーもあります。
小林 僕は、マネジャーさんから出演が決まったという話を聞いてもうそだと思ってました(笑)。爆豪勝己(通称:かっちゃん)は、自分とはかけ離れたキャラクターという印象を持っていたので、マネジャーさんから聞いても「本当かな?」って(笑)。
猪野 僕は逆に、「受かるとするなら飯田以外に絶対ないな」と思ってました。出演できるのはもちろんすごくうれしかったですが、飯田役と聞いたときは「ですよね!」って(笑)。オーディションのときに、いろいろな役のせりふを読んだんですが、飯田のせりふを読んだときに、「あっ」て思ったんですよ。これだって(笑)。
北村 僕は、原作の連載開始1話目からずっと読んでいるんですよ。なので、オーディションのお話を頂いたときもめちゃめちゃうれしかったですし、自分が轟役に決まったというのも信じられない思いでした。
田村 にやけちゃいましたね、デクの衣裳着てるよって(笑)。でも、撮影のときはまだ、デクのキャラクターをつかみ切れてなくて、ポーズが格好良すぎるってカメラマンさんやスタッフさんから言われて、まずは棒立ちから撮影したんですよ(笑)。稽古を通して、早くデクのキャラクターをつかんでいこうと思います。
小林 かっちゃんは、体形が如実に分かる衣裳なので、体を作っていかなきゃいけないなとは思いました。撮影のときも、かなり跳んだので、そういう意味でも動ける体を作っていきたいと思います。
北村 轟は左目の周りにやけどの跡があるんですが、それをどうするか撮影しながらスタッフさんと探っていったんです。最初はリアリティーを出そうとして、本格的なやけどの跡を作ったんですが、そうしたら怖すぎちゃって(笑)。これは違うぞって、最終的に今のあざのような跡になりました。
猪野 僕はアイアンマンとかが好きなんで、飯田のこの衣裳も大好きですね。エンジンもついてるし、かっこいいでしょう? ただ、ちょっと重いんで、「早く走る」“個性”は、お芝居の上ではみんなの力を借りていきたいと思ってます。