公開中の映画『陽だまりの彼女』で上野樹里の中学時代を演じ、注目を集めている若手女優・葵わかなさん。来年受験を控えた中学3年生の彼女は、現在ガールズユニット「乙女新党」としても活躍。歌に芝居に、幅広く挑戦中のキラキラな15歳です!
――映画『陽だまりの彼女』は初めての映画出演でしたが、撮影は楽しめましたか?
役のことでいっぱいでした。初めての映画で、上野さんの中学時代の役ですし、すごく緊張しました。しかも私、とても人見知りなんです。でも、監督がすごく優しくて、私と一緒に中学時代の真緒を作ってくれましたし、スタッフさんともずっと過ごすうちに、親のような目線で接していただきました。とても優しくて居心地のいい撮影でした!
――上野さんとはどんなお話をしましたか?
現場ではいつも話し掛けてくださり、テレビで見ていた方なので最初は緊張していたのですが、話してみたらこっちがリラックスできるぐらい優しい方でした。もともと大好きな方だったのですが、今回ご一緒させていただいてすっごく大好きになりました! でも、この大好きな思い、人見知りがじゃまをして上野さんにまだ言えてなくて…。頑張ればまた共演できるかもしれないので、もっと頑張ろうと思いました。
――今、中学3年生。もうすぐ受験ですね。
そうなんです。受験生なので、夏休みが終わったころから進路のことも考えるように…。2学期の期末までは成績に関わってくる大事なテストがあるので、今は勉強モードです。学校でも休み時間に勉強している人が多くなってきました。私はバレーボールをやったりしてますけど、そろそろ休み時間も勉強しないといけないですね(笑)。
――部活はバレーボール部でしたよね?
はい。もう引退したのですが、今も後輩の子たちが応援してくれて、すごく励みになります。引退したけど後輩がいるんだなって思うと、うれしくなりますね。
――では、そんなご自分の性格を分析すると?
う~ん…真面目? 頭が固いのかな(笑)。ファンの方に語り掛けるとき、すごくつまらないことを言ったりして、真剣な話しかできなくて…。皆さん楽しくないんだろうなって…。
――そして早口ですね。こうして話していても早口です。
そうなんです! 話したいことが次から次へと出てくるんです。しかも、自分のことを聞いてくれる機会って取材しかないので、取材がうれしくって。話したいことがたくさんあり過ぎて、ダダダダッてしゃべっちゃうんです。いつも取材が終わって引かれてないか、心配になっちゃいます(笑)。
――大丈夫、とっても楽しいです。最後に将来の夢・目標を教えてください!
歌とお芝居をやりたい。今ガールズユニット「乙女新党」として活動しているのですが、お芝居と同時に歌もずっとやっていきたいと思ってます。乙女新党のメンバーとしてやっていて、人見知りなので最初のころは大丈夫かな…って思ったんですけど、やってみたらすごく楽しくて! このお仕事をやらせていただいたおかげで、ステージでしゃべることも緊張しなくなったし、楽しむことが大事なんだなって思うようになりました。他にもやりたいことがあるんです! 私、アニメが大好きで、声優さんのラジオ番組も聞いているんですけど、すごく面白くて私もやってみたいなって思ったり…。ラジオのパーソナリティーもいいなって。う~ん…何でもやってみたいです!
写真◎かしわだにたかし ヘアメイク◎松田美穂(Allure) スタイリスト◎カミモトリサ(CORAZON)
【プロフィール】
あおい・わかな 1998年6月30日生まれ、神奈川県出身。スカウトされて2009年にCMでデビュー。以来ドラマやCMなどに出演。来年、映画『瀬戸内海賊物語』が公開予定。また、12年12月にガールズユニット「乙女新党」を結成。11月27日にサードシングル「お受験ロッケンロール」が発売。
【作品情報】
陽だまりの彼女 現在公開中
東宝=アスミック・エース配給