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植田 和田くんとは1週間ぐらい同室で生活したことがあります。仕事ですけどね(笑)。
和田 はい、撮影でハワイに行ったときに共同生活をしました。キングサイズのベッドとソファーがあったんですが、僕がキングサイズのベッドで寝ていました。植ちゃんが先輩なのですが(笑)。
荒牧 僕は共同生活をしたことはないですが、部屋が別で、リビングだけ一緒という状況ならば、やってみたいと思いますし、できると思います。
佐藤 俺は絶対無理ですね。
小澤 龍(松村)はあるんでしょ?
松村 あります。でも、ハーフの方としていたので、文化の違いもあって難しかったです。僕は、意外と細かいことを気にしてしまうタイプなんで…。
和田 分かる、分かる。僕も昔、5人で暮らしていたことがあって、全員知り合いだったけど、すごく大変だった思い出がある。変なところを気にするタイプだから、自分のテリトリーを汚されるのが嫌でした。
松村 このメンバーが集まることが僕にとっては奇跡に感じますし、この場に僕が入れることがすごくありがたいです。それぞれがそれぞれの魅力をぶつけ合える作品だと思います。当て書きという話もありましたが、どこまでが素で、どこからがお芝居なのかも楽しみながら見ていただければと思います。
植田 このドラマでは、おのおのにスポットが当たるシーンがあるので、全員が主役だと思います。視聴者の方も、一緒にいろんな想像や、推理をしながら見てもらえるとうれしいです。舞台を中心に活動している俳優たちがテレビドラマに出るという珍しさだけではなく、純粋にドラマとして、どなたが見ても楽しんでもらえる作品になっています。
佐藤 この6人が共同生活をしている設定からして、新鮮で面白いと思います。舞台や映像という同じところで仕事しながらも、意外と違う畑で戦っている者同士が、一つ屋根の下に暮らすって興奮しますよね。それが自分自身でも楽しみなところだし、見どころになると思います。
小澤 このメンバーが一つの画面に集まっているという、それ自体が見どころだと思います。それから、サスペンスなので、第1話を見たら最後まで見ないと気になって仕事もできないというストーリーになっていると思います。
荒牧 1話を見たら2話が見たくなるし、2話を見たら3話が見たくなる。どんどん謎が深まっていって、その謎が解決していくというストーリー自体が魅力的なものになっています。キャラクター同士の関係性にも意味が込められている作品なので、見ている方にも考察して楽しんでもらえたら幸いです。
和田 タイトルにある通り、フェイクの中にある真実を楽しんでもらえたらいいなと思います。
(取材・文・写真/嶋田真己)
ドラマイズム「REAL⇔FAKE」は9月1日深夜0時50分からMBS、9月3日深夜1時28分からTBSで放送。